め組の大吾 救国のオレンジ

曽田正人 / 著 冨山玖呂 / 著

『め組の大吾 救国のオレンジ』第1巻最速レビュー!命の現場で奮闘する二人目の”大吾”と新人消防士の熱き物語

め組の大吾 救国のオレンジ』の第1巻が2021年4月16日に発売されました。前作の『め組の大吾』連載終了から20年、新しく描かれるもう一人の大吾の物語に注目です!

本記事では、舞台を前作の地域の消防署から特別救助隊(レスキュー隊)に移し、若き消防士たちが「命の現場」で奮闘する熱き『め組の大吾 救国のオレンジ』の第1巻レビューと共に、関連するキャンペーンやニュースをお届けします!

『め組の大吾 救国のオレンジ』とは

月刊少年マガジン(講談社)にて連載中の『め組の大吾 救国のオレンジ』は、曽田正人先生が1995年から1999年にかけて週刊少年サンデー(小学館)にて連載されていた『め組の大吾』の20年ぶりの新作となっています。

消防官の斧田駿は、特別救助技術研修で同じく特別救助隊員を目指す十朱大吾、中村雪と出会います。研修終了から半年、救助隊に拝命された駿は、一足先に救助隊に所属する大吾とともに、火事や災害といった人命危機の現場へと立ち向かうストーリーとなっています。

第1話の試し読みはこちら!

誰が主人公!?登場人物紹介

才気と狂気?謎が多い男 十朱大吾(とあけだいご)

前作に引き続き、「大吾」の名を持つ十朱大吾は、3人のメインキャラの中で一番掴みどころがなく、謎が多いキャラクターです。自分のことを多くは語らず、作中でもごくごく僅かな情報しかまだ出てきていません。謎が多い反面、災害時の機転や知識、努力量、精神的な落ち着きなど、どこをとっても非の打ちどころがなく、あふれる才能が滲み出ています。

3人の中で唯一、研修終了後と同時に通常は数年の待期期間が普通の特別救助隊に拝命されたのは、運もあることながら彼の才気が最初から認められていたからかもしれません。

素直さと伸びしろは無限大 斧田駿(おのだしゅん)

3人の中で一番わかりやすい性格の斧田駿は、とにかく特別救助技術研修(レスキュー隊員の資格を得るための訓練)を受けるまでは自信家で「カッコいい」自分を演出することしか頭にありませんでした。しかし、始まった地獄の研修に音を上げていたところ、同じチームの十朱大吾や中村雪の努力を目の当たりにし、「カッコわるい」自分を知り、素直に自分に努力が足りなったことを受け入れます。無事研修を終え大吾から遅れること半年後に、特別救助隊として勤務することになります。

”救助”に生きる道を定めた 中村雪(なかむらゆき)

「女性初の東京消防庁特別救助隊員誕生か!?」と、期待されている中村雪。しかし中村雪の目的は救助隊になることではないようです。「女性」というハンデを乗り越え、特別救助技術研修を終えた雪は、大吾や駿のように特別救助隊への声がかからず、歯がゆい日々を過ごしています。

彼女が救助隊を目指す理由とは?彼女を突き動かす理由は2巻以降明らかになりそうです!

前作のキャラクターも出てきます!

前作から引き続いて登場しているのは現時点では甘粕士郎(あまかすしろう)のみ。今後前作の主人公である朝比奈大吾(あさひなだいご)をはじめ、彼らがどういった役どころで登場するのかも見逃せません!

第2巻は2021年6月17日頃発売予定!

動き出す大きな運命の渦!第2巻の予告では、秘密計画が始動することや、前作の主人公・朝比奈大吾も出てくるようです!「救助」という究極の戦場へ派遣される3人は、令和の災害現場にどのように立ち向かっていくのか?序盤からフルスロットルで展開する続きが気になる作品となっています!

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