ヴィンランド・サガ

幸村誠/著

既刊23巻

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ヴィンランド・サガの好きなところ

【覚悟と決断、その旅路の物語】 土の手触りや血の匂いがしそうなほど生々しく、人生や命、使命や宿命といったものに切り込んでいった作品。 ・11世紀はじめのヨーロッパ。そこではヴァイキングと呼ばれる海賊たちが各地で猛威を振るっていた。 ・主人公はあるヴァイキングの1団に所属する戦士。しかし狙うはその一団の首領の首。 ・なぜならその首領は、ある大切な人物の仇なのだから。 いまのところ物語はざっくり2章に分かれており、主人公の主な目的も前半後半で大きく違います。 この違いは主人公の成長や心境の変化を表すものだと思いますが、正直いって主人公の根幹の部分はあまり変わっていないんじゃないかと思っています。 根幹というのは「覚悟と決断の力」です。 前半の「執念」としか言いようのないほどの気迫で目的を果たそうとしていた頃の主人公も。 後半の「自分のことなら何を犠牲にしても、たとえ死より苦しいことがあっても」目的を果たそうとする主人公も。 その前に進もうとする力は共通するものがあると思うからです。 そこには一切の迷いも諦めもない。 ただ「やる」と決めた覚悟と決断だけがある。 港に停泊する船は、地図とコンパスがあれば海に出られるわけじゃない。 イカリを上げ、帆を張り、風を捉えて進もうとする「意思をもった人間」がいなければ航海は始まらない。 そんなことを思った作品でした。

2019年 08月 25日

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