ドラゴン桜

三田紀房/著

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ドラゴン桜の好きなところ

読む人の度肝を抜く作品です。 ろくに勉強してこなかった高校3年生の水野と矢島。 その2人をたったの1年に満たない期間で東大に合格させるため、戦略的に、論理的に、知力的に、東大合格までの最短コースを描き導いていく講師の桜木。 桜木が揃えた各教科の最強講師陣達の授業に、いつしか読者である私たちが惹き込まれていきます。 また生徒と先生、親や利害関係、様々な人間関係と受験生が抱える特有の悩みを刻銘に描いている作品でもあります。 本作品は様々な受験テクニックを駆使し、勉強の出来なかった生徒を最短で日本最高峰の大学である東大に合格させるという大きな目標に向かいストーリー展開する漫画ですが、この作品が様々な受験界隈の人々の支持を受け、ドラマ化までされるに至ったのはその刻銘に描かれた人間関係と心理描写にあります。 「社会のルールは頭のいいやつの都合のいいように作られてるんだ!」 上のセリフは桜木が放ったあるシーンでのセリフです。 ドラゴン桜ではこのような考えさせられるセリフがいくつも飛び交います。 桜木や講師陣達”大人”が放つセリフに、”高校生”である水野と矢島は反発し、考え、成長していく姿がこの作品の魅力でもあります。 受験で疲れている。 勉強するモチベーションを上げたい。 努力するキッカケが欲しい。 夢を持ちたい。 読むと刺激を受けることは間違いない。 そんな作品です。 ちなみにドラゴン桜のスピンオフ作品の、エンゼルバンクという作品もめちゃくちゃ面白いのでドラゴン桜が気に入ったら読んでみるといいです。

2019年 08月 14日

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