東京 (28)
どこまでも熱く、どこまでもジリジリとしながら、好きなことにのめり込んでいく。その素晴らしさと、怖さと、苦しみを、ものすごいスピードとマインドで乗り越えて行く。美大受験という1つの目標に向かって突き進む主人公が、絵を学び、人や作品との出会いを吸収しながら聖地していく様が、とてつもなく、心臓をバクバクさせる。 かつて、夢を抱き、叶わなかった人、途中で諦めた人には、胸がギュッと締め付けられる一方で、あー自分はここでドロップアウトしたんだと妙に納得させられる。 八虎のやんちゃに見えて実は超真面目というキャラクターは今のトレンド。
2019年 09月 04日