ミステリと言う勿れ

田村由美/著

ミステリと言う勿れの好きなところ

この漫画、人の心をナイフというレベルでなく、ブルドーザーのように容赦なく抉ってくる。主人公の整の言葉には、深い知性による正論の中に、確かな正義があり、そして若干の闇が見え隠れする。事実は一つ、真実は一つではない。という言葉が表すように、人の多面性や行動経済学の観点が取り入っており、一つ一つの言葉に胸を打たれる。友達になりたい。 他に出てくるキャラも皆んな魅力的で、勧善懲悪の物語を彩っている。人によっては深いダメージを負うので、時間と少し余裕のあるときにお読みくださいませ。

2019年 09月 23日

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