亜人

三浦追儺 / 原作 桜井画門 / 漫画

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亜人の好きなところ

「何を考え、どんな動機で、そんなことをするのか」この理解できない対象にWe are 読者は恐怖を抱く。 そして、「これから何をするのか、どうなるのか」この予測不能さに、一般ピーポーはベロを出しながら犬みたいにハァハァして、物語にはま(ってオンラインで漫画を全巻買って、漫喫かレンタルすりゃよかったじゃんとか思って、30にもなってそんなことを思う自分に自己犬悪を覚える。やはり、犬であ)る。 まさしく、亜人の不死である佐藤はバットマンのJokerばりに目的もなければ、動機もないヴィランである。 (jokerの映画、悲しい過去が書かれるみたいですね。理解不能という魅力が消えちゃうんですが、どうなんでしょうか) そんな、佐藤に対峙するのは、Weのリアクションの代弁をしながら、出し抜かれ、振り回される、まるでカエル男の「ミュージアム」のような熱されて今にも弾けそうな小栗かと思いきや、そんなことはないのがこの漫画の面白いところである。 主人公の永井はヴィランの佐藤同様に不死がゆえに国に追われる身の高校生。 不死がバレ、政府に捕まり拷問を受け、佐藤に助けられるが、、拷問なんてなんのその復讐心なんて一切なし。 希望は一つ、平穏に暮らしたいだけ。・・・自分だけ。 だから、バンバン味方でも切り捨てるし、利用できるもんは利用する。 いってしまえば、永井も性格はヴィランなのだ。 目的に忠実なヴィランの永井と目的のないヴィランの佐藤が敵対する[亜人]は、 予測不能の怒濤の展開で私たちを楽しませてくれる。

2019年 08月 13日

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