おとなりに銀河

雨隠ギド / 著

既刊1巻

『おとなりに銀河』流れ星の姫との婚姻関係から始まるラブストーリー

雨隠ギド先生の『おとなりに銀河』は、宇宙から流れ着いた流れ星の民の姫・五色しおりと、少女マンガ家の久我一郎がひょんなことから婚姻関係で結ばれたことから始まるラブストーリーです。

即戦力のアシスタント・五色さん

ここねももティのペンネームで少女マンガを描いている久我は、締め切りに追われていたタイミングでアシスタントを紹介されます。どことなく高貴なたたずまいを感じさせる彼女の名前は、五色しおり。彼女は初めてアシスタントに入るにも関わらず、手早い作画と巧な描写で久我の作業を手伝いました。

婚姻関係が結ばれた日

徹夜で原稿を仕上げた久我は、同じく徹夜して手伝ってくれた五色さんが床に倒れるように眠っているのに気づきます。しかし、その背中には、Gペンのような鋭い棘が刺さっていたのです。危ないと思って慌てて抜こうとした久我の手に、その棘が刺さってしまいました。その瞬間、久我は五色さんと自分の間に銀河が広がったように感じます。

実は、この棘は五色さんたち流れ星の民が持っている特別な器官でした。久我に棘が刺さったことによって、五色さんと久我は一蓮托生の契りを交わしたこと、つまり婚姻と同様の関係とになってしまったのです。

気持ちが体に現れる

五色さんと婚姻関係を結んでから、久我の体に不調が現れるようになります。五色さんとの距離が離れすぎるだけで発熱し、彼女が不快な感情を感じれば久我の体にかぶれができます。久我にとっては、とても生きづらい体質となってしまいましたが、これは五色さんにとっても辛い契約かもしれません。なぜなら、婚姻関係にある相手を簡単に不幸にしてしまうだけでなく、五色さんの気持ちが体調変化を通じて久我にすべて伝わってしまうのですから。

五色さんが幸せを感じている時も不愉快さを感じている時も、その感情がいつも久我に流れ込みます。はじめに宇宙からやってきた流れ星の民は、人間の心の中に同居するようにヒトと一緒に暮らし始めたという言い伝えがあります。五色さんと久我の関係もそれに近く、二人で歩調を合わせるように、同じ感情を味わう関係となったのです。

しかし、両親を亡くして幼い妹弟を働きながら支えている久我には、恋愛よりも家族を優先したいという思いがありました。人に頼ることが苦手で助けを呼べない久我は、少女マンガにハマりすぎて夢見がちな五色さんとの恋愛という新たな困難に踏み出すことができるのでしょうか。

押さえておきたい五色さん語録

作中に出てくる五色さんは、人間界に慣れていないのかちょっと不思議な言い回しをします。彼女のファンタジックな名言の一部をまとめました。

この世にこんな戯論(けろん)が存在していたのかと(1巻26ページ)

友人から始まる関係性の発展も素敵(1巻82ページ)

これはイチャイチャではなく実験です(1巻126ページ)

できました。私の実現計画ノート。後半は欲望にまみれてしまいましたが…(1巻131ページ)

私の好きな「両片思いで10巻ほど関係を積み重ねる」型にあてはまらない(1巻157ページ)

五色さんの瞳の中に銀河

やわらかな作画が美しい本作ですが、特に注目していただきたいのは、五色さんの瞳の中です。喜んだり気持ちが高ぶったりするたびに、彼女の瞳の模様が宇宙みたいに複雑に揺らいで、五色さんの繊細で純粋な感情が自身の瞳に写っているかのようです。

流れ星の姫だからなのか、他の登場人物にはない五色さんの瞳の中の世界にもぜひ注目してみてください!

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単行本はカバー下も必見!

人間とはちょっと違う五色さんの、ピュアな恋心に癒されること間違いなしです!

おとなりに銀河(1) (アフタヌーンコミックス)
雨隠ギド/著

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