『くまみこ』は「月刊コミックフラッパー」で連載中の、吉元ますめ先生によるコメディマンガです。
クマと巫女が送るゆったり田舎の日常を描いた本作は、現代社会で時間に追われるように過ごす私たちに安心感を与えてくれます。
あらすじ
とある東北地方の田舎「熊出村」では、古くからクマと人が共存して暮らしていました。
クマと人の間を取り持つのは、人の言葉を操るクマ族の代表クマ井ナツと
「熊出神社」で娘巫女を務める雨宿まちです。
二人は幼い頃から一緒に過ごし、村の儀式をおこなってきました。
しかし、14歳になるまちは「都会の高校にいきたい」とナツに告げます。
一度は断られるまちですが、ナツから都会で暮らせるよう試練を与えられます。こうしてまちは、田舎の山奥で様々な試練に挑戦していくのでした。
人柄(クマ柄)がわかる二人の魅力
村のために儀式をおこなうクマのナツと巫女のまち。
しかし、太ってきたことを気にするまちは、神の儀式をダイエット代わりにします。そしてナツは、やる気のないまちのため儀式の舞を都会ダンスに改良するのでした。
そんな二人の日常にクスッと笑える、ゆかいなクマと巫女の魅力についてご紹介します!
人間味のあるクマ
見た目はモフモフなクマのナツですが、しっかり者で人間味があります。
わからない単語があればタブレットで調べたり
郷土料理をアレンジしてイタリア風にしちゃいます。
ちなみに、この時ナツが作ったのは「水かけごはん(イタリア風)」です。筆者も作ってみましたが、たいへん美味しかったです!
マンガ『くまみこ』15話で熊のナツが作ってた「水かけごはん」(イタリア風味)をアレンジして作ってみました。
より健康的にするため、低温調理で作った豚バラ肉とスクランブルエッグをつかっています。
ニンニクやバジルの香りが食欲をそそる、ごはんをガッツリ食べたい人におすすめな1品です。 pic.twitter.com/PGa5dAG5Rt— なり (@naritoku24) July 23, 2020
そんなしっかり者のナツですが、ずっと一緒に過ごしてきたまちにはとても甘いのです。
ナツがまちを大切にしている愛情が伝わってきて、見ているだけでほっこりされます。
田舎コンプレックスの巫女
一方、まちは機械が大の苦手。炊飯器に挑戦するもうまくいかず、いまだにカマドでお米を炊いています。
そして田舎の常識しか知らないまちは、ナツから「ユニクロでヒートテックを購入する」という試練を与えられます。
意気揚々と挑戦するまちですが、ヒートテックを暖房器具と間違えます。
そんなナツを心配させてばかりのまちですが、ナツを気づかうやさしい一面もあります。そのあどけない姿にほっこりします。
田舎コンプレックスの巫女は、都会の高校に行けるのか?少しずつ(とてもゆっくり)成長していく様子は、ぜひ本作でご確認ください!
仲良しクマと巫女にほっこり
そんな二人の様子はマンガだけにとどまらず、アニメ化もされました!
【くまみこ初回放送1時間前!】雨宿まち役:日岡なつみ「アニメという世界の中でも、熊出村のみんなが日々を過ごしている姿を、是非見届けてください!そして、私がまちと共に成長するところを見守ってもらえると嬉しいです!」 #kumamiko pic.twitter.com/4r7wTDnjU6— TVアニメ「くまみこ」公式 (@kmmk_anime) April 3, 2016
ついに今夜はくまみこアニメが始まるなあ!(´(ェ)`)ドキドキワクワクするなあ!— クマ井ナツ(公式) (@kumamiko_natu) April 3, 2016
些細なことで嬉しそうに過ごす二人は、見ているだけで穏やかな気持ちになれます。
マンガ『くまみこ』はComicWalker(コミックウォーカー)で1~3話まで無料で読むことができます。
ほのぼのした二人のやりとりを見て、肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか?