さくらんぼシンドローム

北崎拓/著

化粧品会社の営業2年目・阿川宗則は、女性のためにあるこの業界で、自分が最下層にいることを痛感していた。女性不信に陥り、最近はキスすらしていない阿川だが、この日も新米BA(美容部員)にグチられたり、先輩社員・麻生にヒヨッコ扱いされたりと苦難の連続。やっと一日が終わり、ファーストフード店に立ち寄った阿川だが、そこで大量にメニューを注文する女の子と出会い…

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