3行でわかるねことじいちゃん
猫が気ままに自由に暮らす田舎の港町。2年前に愛妻に先立たれたじいちゃん大吉先生と、10歳を超えてお腹にやや貫禄が生まれてきた雄猫タマの柔らかい日常の物語。今日も猫達はどこかに集まって会議をしてる
ぐいぐい頭を押し付けてきたり、足の周りをニャアニャア言いながらくるくる回ったり、猫と一緒に暮らしている人なら全部が判る。あ、でもそれは犬好きな人でもきっと同じ
猫との穏やかな暮らし。何も変わらないけど少しずつ違う日常。思い出の中でしか逢えない人。温かくそこにいる猫。微笑んで、ほろりとして、なぜだかページをじっと見つめてしまう、不思議な魅力に包まれた作品です