3行でわかるひるとよるのおいしい時間
母の死と父の再婚。浅岡真昼は父の海外赴任に付いていくことを拒否し、父の知り合いである喜多川夜子の家に居候することになる。彼女の職業は小説家、そしてたった一つ秘密があった
主食はコーヒーと煙草とサプリ。小夜子は不食だった。お料理好きの真昼は毎日のように手料理を作っては振る舞おうとするのだが、彼女には食べて貰えない日々が続いていた
真昼のことを今も昔も直視しようとしない父との確執。母を失って空いた心の穴を埋めてくれる人をどこか探し続ける真昼。太陽が夜を朝に変える。夜が太陽に休みを与える。そんな日が来る予感がします