「2021年に泉こなたがTwitterトレンド入りかよ!」ってこんな話、最近いろんな作品で同じようなことを聞くような気がします。Twitterを使うボリュームゾーンの人たち、2000年代〜2010年代前半くらいの深夜アニメを夢中になって見ていた世代が多いからでしょうか。
懐かしい作品名やキャラクターがトレンド入りって、なんだか嬉しいですよね。
この記事を開いている時点でほとんどの方には説明不要かもしれませんが、泉こなたとは2007年4月から放送された深夜アニメをきっかけに大流行したコメディ作品『らき☆すた』の主人公です。
泉こなたとは?
『らき☆すた』の主人公、泉こなたは142cmと小柄の女子高生であり、ゲームやアニメ、マンガといったオタクカルチャーが大好きで特にギャルゲーやエロゲーを好んでプレイする一方、運動能力も高いというハイスペックなオタク。
当時は意外性を強く感じたキャラクターですが、オタクカルチャーもずいぶん一般化した現代では、こういう女子高生って本当にいるんじゃない?とも思わされます。
泉こなた(32)概念が盛り上がっている
なぜトレンド入りしたのか?を掘ってみると、どうやら泉こなた(32)概念が盛り上がっているようです。
要は、2007年9月に放送されたアニメ最終回の24話時点で彼女は作中で高校3年生、つまり18歳だったのだとすれば、5月28日に生まれた彼女は2021年4月23日現在は32歳だよね、ということらしいです。
つまりその理屈で言えば、厳密にはもうすぐ33歳になるのか…。
彼女のキャラクターへの共通認識がファンの間で確立されているからこそ、「32歳の泉こなたはこんな生活を送っているはず…!」というツイートがものすごい勢いで投稿されています。
面白いのが、「現代でもオタクとして日々を謳歌しているはず」という意見と「社会に適応できず荒んだオタク生活を送っているはず」という意見に二分されていること。
正直どちらもめちゃくちゃ想像がつくし、絵面が脳裏にありありと浮かびます。
泉こなた(32)、アニメイトでバイトして日がな「アニメやゲームに囲まれて幸せだ」という気持ちだけを反芻しながら職場の人間関係やヤバい客とかで心を荒ませて毎晩ストゼロ飲みながらV配信を見て寝落ちしてそう— キャラ大No.8に投票して💕 (@amazingprpr) April 23, 2021
泉こなた(32)、働きたくないといいつつ「オタクには金が必要なのさ」と意外に固い仕事ついて元気にオタ活してそう— 風呂巫女(BOOTH委託中) (@fromiko0608) April 23, 2021
泉こなた(32)は絶対V受肉してるでしょ。アイツ、アグレッシブ極振り陽オタクだぞ。赤スパバンバン貰ってるよ。— マダヲさん (@12MOON21) April 23, 2021
泉こなた(32)のオタライフ、荒んでいるのかエンジョイしているのか別れているけど、あいつ家事スペックが高いから、若いうちにオタク男捕まえていそうな気がする— dragoner (@dragoner_JP) April 23, 2021
なんだかみなさん、中高生時代の同級生を懐かしむように盛り上がっていますね。その気持ち分かるよ。
こなたの中の人まで思わず反応しちゃっています。
#泉こなた がトレンド1位だって⁉️ pic.twitter.com/IYmL9ZbG3Z— 平野綾オフィシャルインフォ (@Hysteric_Barbie) April 23, 2021
泉こなたは作中ではまだ大学生
アニメファンの方だとご存知ない方も多いかもしれませんが、原作では第6巻時点で同級生たちと高校を卒業し、現在は大学生になっています。
原作は最新10巻が2013年12月に発売されて以降、コミックスは発売されていませんが連載は継続中です。
この記事にたどり着いたあなた、もし原作が未読ならぜひこの機に手を出してみてはいかがでしょうか。
概念だけで言えば誰だって若返り!
「全20巻」とありますが、電子書籍は前後編で分割されて販売されているので冊数が2倍になっているんです。