クプルムの花嫁

namo / 著

namo先生新作『クプルムの花嫁』新潟燕三条×ギャルのイチャラブストーリーに悶えよ!

ラブコメの名手namo先生の最新作『クプルムの花嫁』が発売されました!数々の独創的かつ若手実力派のマンガ家たちが集うハルタにて連載中の作品です。

今作品は新潟県を舞台に燕三条地域に代々受け継がれる鎚起銅器(ついきどうき)をテーマに据え、職人の跡取り息子とギャルの初々しくもほっこりできるイチャラブストーリーとなっています。ちなみにクプルムって元素記号Cu(ラテン語でクプルム)の銅を指すんです!

鎚起銅器とは、その名の通り鎚で打ち起こし形作る銅の器のことです。新しい言葉、一つ覚えた気がしますね。

イチャラブストーリーは突然に

ある日、無骨な鎚起銅器職人のはおつきあいをしている女子大生で天真爛漫ギャルのしいなにプロポーズします。突然のことに慌てふためいてしまうしいな。しかし、ふたりでなら銅でつくった食器のように長い年月を寄り添える存在になれる。そんな風に思ったと真剣に語る修にしいなも同じように真剣に向き合おうと決心します。

鎚起銅器と向き合う青年、青年と向き合うギャル

妖怪銅叩きと呼ばれてしまうほど職人気質な修ですが、それはどうやったら師匠のおじいちゃんに認めてもらえる銅器が作れるかという、銅器職人としての誠実で真剣な姿勢の裏返しでもあるのです。銅に対してだけでなく、しいなに対する愛情も真剣そのもの。

一方、その眼差しに惹かれた無邪気なしいなも、格式の高い職人の家に嫁入りすることの大変さについて真剣に向き合うことになります。ベテラン職人のおじいちゃんと、教育に厳しいおばあちゃんにたじろぐ彼女ですが、彼女の最大の魅力はその素直なまっすぐさにあるのです。

鎚起銅器の価値が理解できないお客様に対し、技術のことは何もわからなくても職人が誠実に銅と向き合って作っているのだから絶対にいいものなのだと確信を持って言えるのです。幼い頃からずっと見てきた修のことを誰よりも理解し包み込んでくれるしいなの笑顔に読者の我々も癒されることでしょう。

namo先生の緻密な取材に基づいた新潟県の魅力が満載!

この作品、新潟県の燕三条地域というマンガとしてはレアな場所が舞台となっています。「金物の町」として知られるこの地域。なんと全人口の3割が製造業に従事している「職人の町」でもあるのです!作者のnamo先生が現地を何度も訪れ、じっくりと取材を行ったそうです。

訪れてみたい街並みなど、取材に基づく新潟の魅力満載の描写も見所の一つです!

🍵新潟県の名所「沼垂テラス」はこちら

最後に!もっと作品を楽しめるよう、作中に登場するキュートな新潟弁クイズ!どんなシーンで使われているか、その目で確かめてみてくださいね!

第1問

Q、かんべ
A、ごめんね

第2問

Q、しゃぎつけるぞ
A、なぐるぞ


🍵気になった方は試し読みを!

🍵namo先生のTwitterアカウントはこちら!https://twitter.com/namo_

どちらの眼差しも応援したい!

クプルムの花嫁 1 (HARTA COMIX)
namo/著