テニスの王子様

許斐剛 / 著

テニスの名門校・青春学園中等部に入学してきた越前リョーマ。アメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持ち、天才少年と呼ばれるリョーマだったが、青学テニス部には、1年生は夏まで大会に出られない規則があり…!?

3行でわかるテニスの王子様

  • 圧倒的才能で上級生を打ち負かしていく天才テニス少年、越前リョーマ

  • プロの錦織圭選手も愛読。最近のテニスブームにも一役かっている

  • ジャンプはやはり必殺技!無我の境地でライバルを打ち負かせ!

概要

『テニスの王子様』は「週刊少年ジャンプ」にて1999~2008年に連載されていた、許斐剛先生によるテニスマンガとなっています。愛称はテニプリ。テニスの天才である今作の主人公、中学1年生の越前リョーマ。彼が入学した青春学園中等部(青学)のメンバーたちが、ライバル校の面々と切磋琢磨しながら全国優勝を目指す、というストーリーとなっています。大勢の魅力的なキャラクターはもちろん、連載途中から差し込まれるようになった人間離れしたテニスのアクロバットなプレイの描写などが大きな話題を呼んでいました。

2019年5月時点で、シリーズ累計発行部数は6000万部を突破。また当時としては非常に画期的な主に女性をターゲットとしたメディアミックス戦略によって、一時代を築いた人気作品でもありました(主な特徴については後述)。現在続編である『新テニスの王子様』も、『ジャンプスクエア』にて人気連載中となっています。

あらすじ

テニスの名門校である青春学園中等部。全国制覇を狙うこの学校にこの春入学してきたのが、アメリカ各州のJr大会で4連続優勝の経歴を持つ天才、越前リョーマです。青学中にはリョーマに負けず劣らずの個性的な面々がたくさん。彼らとリョーマは日本一を目指し、全国各地の強豪校たちと大会制覇をかけて戦っていくこととなったのでした。

登場人物

本作では非常に登場人物が多い為、この項目では主人公である越前リョーマと物語のメインとなる3校の各部長をご紹介致します。

越前リョーマ

本作の主人公。アメリカからの帰国後青春学園中等部に入学、テニス部に入部して1年生ながらにレギュラーメンバーの座を獲得した期待のルーキー。元伝説のテニスプレイヤーである越前南次郎を父に持つ、テニスの天賦の才を持つ少年です。

飄々とした生意気な性格で、一見クールに見えるもののその実中に熱い闘志を秘めています。基本のプレイスタイルはシングルス。使用技は一本足での「スプリット・ステップ」や「無我の境地」、「天衣無縫の極み」「サムライドライブ」など。

手塚国光

リョーマの入部した青学テニス部の部長、中学3年生。大人びた涼し気な顔つきをしており、銀縁の眼鏡をかけた真面目そうな風貌をした人物です。中学テニス界ではその名を知らない人はいないと言われるほどの実力を持ち、性格は寡黙で冷静沈着ですがことテニスに関しては熱い闘志を持っています。早い段階でリョーマのテニスの才能を見抜き、彼に「お前は青学の柱になれ」と叱咤激励を飛ばしました。

中学2年の時に左肘を故障し爆弾を抱え、それをかばう形で肩も故障。その治療途中でイップス(精神的原因により思うとおりのプレーが出来なくなる病症)に陥りますが、全国大会の試合中にそれを克服。部を全国優勝へ導いた後、ドイツへの留学を決意しています。使用技は「零式ドロップショット」「手塚ゾーン」、「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」など。

跡部景吾

氷帝学園中等部テニス部の部長、中学3年生。「オールラウンダーの中のオールラウンダー」と呼ばれる凄腕プレイヤーで、高いカリスマ性を持ち入学当初から氷帝の部長を務めていました。財閥の御曹司ということもあり尊大な態度のナルシスト気質な人物ですが、実際は非常にストイックな努力家。切れ長の目で涼し気な相貌をした美青年で、目元の泣き黒子が特徴です。使用技は「眼力(インサイト)」「破滅への輪舞曲」「氷の世界」など。

幸村精市

立海大付属中学校テニス部の部長、中学3年生。日本中学生テニス界最強の男と呼ばれ、立海大が全国2連覇を成し遂げた立役者「立海三強(ビッグスリー)」の1人でもあります。青学と戦った全国大会決勝まで無敗どころか1ゲームも落としたことがない異常な強さを誇り、そのことから「神の子」という異名を持ちます。緩いパーマのかかった髪形をした優しげな風貌の人物で、普段は非常に物腰柔らかで穏やかな性格です。

しかしテニスの事に関しては無慈悲さや冷酷さすら垣間見せる事もある徹底した実力主義者で、厳格な統括者として部を収めてきました。中学2年の冬に難病に侵されながらもリハビリを続け、全国大会で復帰。その実力を遺憾なく発揮しています。使用技は「五感剥奪」「無我の境地」など。

各校紹介

本作では青学中を始め様々な学校が登場しますが、本項目では物語のメインとなる3校についてご紹介致します。

青春学園中等部

本作の主人公であるリョーマが入学した東京都内の中学校。元々シングルスの強さは全国屈指の強豪校として有名でした。リョーマ入学後の全国大会では団体戦無敗で全国優勝を果たしています。男子テニス部の監督でもある数学教師、竜崎スミレはリョーマの父であり元テニスプレイヤーの越前南次郎の師匠でもある人物です。

氷帝学園中等部

部長である跡部景吾を筆頭とする東京の学校です。作中の前年度の都大会の覇者で、関東大会準優勝、全国大会ベスト16である強豪校。部員は200名を超え、試合に出場できる一軍メンバー(作中にメインで登場する面々)は厳しい選抜を勝ち抜いた自他ともに認める猛者の選手ばかりです。試合中にはその200人以上の部員による、自軍の指揮を上げるための「氷帝コール」が名物。モデルとなった学校は東京の成城学園中学校と言われています。

立海大付属中学校

部長に幸村精市、副部長に真田弦一郎を据える神奈川県の強豪中学。これまでに関東大会15連覇、全国大会2連覇という化物級の成績を誇る学校です。「常勝」「王者」という旗を掲げ、いかなる試合であろうと負けは許されないという絶対の掟を持ち日々の試合に挑んでいます。部長である幸村精市は全国大会間際まで難病と闘っており、その間副部長である真田弦一郎が厳格な精神を以て部活を統率していました。その状況であってもレギュラー部員は全員全国レベルの選手であり、青学監督の竜崎を以てしても、この学校の桁違いのレベルの高さを「部長である手塚が7人いる」と評しています。

メディアミックス

先述の通り、テニプリは連載当時としては画期的なメディアミックス展開で一大ブームを巻き起こしました。アニメ化やOVA化、映画化も行われていますが、中でも本作を語る上では欠かせない2つのメディアミックスについて本項目では記述します。

キャラクターソング

『テニスの王子様』では本作に登場するキャラクター達が歌唱した曲として、キャラクターソングがこれまでに多数発売されています。2002年の発売開始以来『テニプリフェスタ2016~合戦~』によると、イベント時点での総曲数は約800曲。その後も2020年12月の現在に至るまで約5枚前後のシングルが毎月コンスタントに発売されているため、すでに1000曲以上の曲がリリースされていると予想。今では当たり前となったキャラクターが歌うキャラソンというものの立役者でもあり、なお現在進行形で活発にそれらを発売し続けている作品と言っても過言ではないでしょう。

テニプリのキャラソンでは、キャラの個性や技、特徴を忠実に歌詞にし、それぞれのキャラの声優が歌唱しています。また時には原作者や声優自身が作詞・作曲を手がけることも。歌のジャンルも非常に幅広く、ポップやロック、ダンスミュージック、演歌など。既存曲の歌唱も多く、特に毎年2月頃に発売される様々なキャラによる国生さゆりさんの『バレンタイン・キッス』のカバーは、大勢のファンに注目されています。

時には同じ学校内や、その枠を飛び出してのキャラ同士のデュエットやグループが結成されることも。原作やアニメでは見られなかった、あるいは出番が少なかった夢の共演が果たされることも多く、それもまたテニプリのキャラソンがここまで支持されている理由の1つでしょう。

ミュージカル

もう1つテニプリのメディアミックス化を語る上で、欠かすことができないのがいわゆる「テニミュ」と呼ばれるミュージカル。二次元の登場人物たちを舞台化する2.5次元ミュージカルの奔りとなったのも、このテニプリであるとも言われています。

またこのテニミュに出演していた舞台俳優で、現在国民的な人気を獲得する俳優、タレントとなった人物も実はたくさん。俳優の斎藤工さん(氷帝・忍足侑士役)や城田優さん(青学・手塚国光役)、瀬戸康史さん(青学・菊丸英二役)、そして志尊淳さん(氷帝・向日岳人役)。また声優界でも、加藤和樹さん(青学・跡部景吾役)や宮野真守さん(不動峰・石田鉄役)、増田俊樹さん(立海・幸村精市役)など、錚々たるメンツが「テニミュ出身者」として現在第一線で活躍しています。

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