3行でわかる南国トムソーヤ
男の子にとって大切なのは誰よりも遠くへ行くことだ、母が一番好きだった歌のその言葉のままにチハルが赴いたのは沖縄、その最果ての地・羽照那島だった。地平線の彼方で待っている、その誰がそこにいる!
転校した先で友達になった野生児リンドウ、神の声を聞くことができる少女ナミ。美しい海と森と空に満ちた南の島で、チハルは友情を知り、歴史を知り、沖縄の物語を知ることになる
緩やかに流れる時間。自然とともに生活する人々。歪んだイデオロギーでなく、その地に住む人々の暮らしを通して沖縄を知る。おーりとーり南国トムソーヤ!