3行でわかる昼間のパパは光ってる
ダム造りの為に家庭を離れ8年間の単身赴任をすることになったパパ。地味で目立たない土木業界の現場で、パパは様々な人と出会い意識も大きく変化してくのだった
地図に残る仕事に携わっているパパの、息子は知る由も無いヒーロー譚が丁寧に描かれています。作るのはダムだけではなく、そこに住む人々の生活と自然。それが現実のヒーローの仕事なのだから
急がずに丁寧に物語を積み重ねる羽賀先生の手法は、本作に描かれているダムが完成するまでにも似ています。慌てず確実に基礎から順番に。主人公の成長は読者の成長で、ダムの完成は作品の完成なんです!