北野詠一先生が描く『片喰と黄金』(かたばみとおうごん)は、19世紀ゴールドラッシュの歴史を題材とした作品です。
大飢饉に見舞われたアイルランドから黄金を求め、大富豪になるためにカルフォルニアを目指す主従の旅の物語。ウルトラジャンプにて絶賛連載中です!
黄金で一山ねらう少女の話
舞台は19世紀。カルフォルニアでは黄金が発見されたことをきっかけにゴールドラッシュが始まりました。世界中から一攫千金を目指して野心家たちが黄金を求めて押し寄せます。
また同じとき、アイルランドでは大飢饉が襲い、多くの人々が死に、貧しい生活を余儀なくされていました。
14歳とまだ幼い少女「アメリア」と、アメリアの従者の「コナー」の二人も同じく、次々と身内を喪い、何もかも無くし、死体漁りをしながら生き延びていました。
そんな二人は、アメリカでのゴールドラッシュの噂を聞きつけ、黄金を見つけて大富豪になるべくアイルランドからカルフォルニアを目指します!
お金も保証も人脈も何もない無謀な旅が始まります!
運を手繰り寄せるアメリア
黄金でひと山当てようなんて無謀すぎると思うんですが、主人公であるアメリアをみていると、彼女なら本当にやってのけそうな気がします。
大飢饉にあってからも希望を持ちながら頑張っていた彼女ですが、それも虚しく従者であるコナー以外を失い絶望を経験したことによって、「飢えも病気も知らない」「子供も孫もその先もずっとなんの苦労もいらない」大富豪になることを強く切望し決心する彼女はブレません。
大変な中でも自分の感情を抑え、気丈に明るく振る舞う姿はとても逞しく心が痛みます。
そんな中でも、心優しく人に手を差し伸べることができる彼女だからこそ運を手繰り寄せて前に進んでいく彼女からは学ぶことがたくさんあり、勇気をもらえます!
歴史がわからなくても大丈夫!
19世紀と言われてもピンとこないよという人も大丈夫!北野先生が年表を描いてくれています!
1849年と言われてもパッと想像できない!わかる!なので片喰と黄金の時代は大体このへんです年表です。 pic.twitter.com/ukVxKdXDBJ— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) June 18, 2020
このマンガを読めば歴史の勉強にもなるし、成功する人のマインドも学べちゃいます!
アメリアと一緒にゴールドラッシュ目指しましょう!!!大富豪になってほしい!!
次にくるマンガ大賞にノミネート!
『片喰と黄金』は次にくるマンガ大賞2020「コミックス部門」にノミネートされています!
次にくるマンガ賞に片喰と黄金がノミネート!!ありがたいです。推してくださった皆様ありがとうございます。2週間ぐらい期間がありますので、良いかも、と思っていただけましたら投票よろしくお願いいたします!https://t.co/t3FSZ1xn4T pic.twitter.com/dfmoPUKJRq— 北野詠一 Kitano Eiichi (@kitanoH_) June 19, 2020
・投票期間は2020年6月19日から7月3日(金)11:00まで
・各部門1人1回、3作まで投票できます!
投票フォームはこちらから(ログインが必要です)。奮ってご応募ください!
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