百姓貴族

荒川弘/著

新刊情報
最新刊 5巻
2017年11月25日

百姓貴族の記事

 “農家エッセイ”って初耳だ。『百姓貴族』が面白い!

『百姓貴族』は2006年よりウィングスで現在も連載中の農家エッセイマンガです。『鋼の錬金術士』や『アルスラーン戦記』の作者としても有名な荒川弘先生の作品ですが、本作品のタッチは前述の壮大な冒険譚とは一風変わったほのぼの(?)農家エッセイテイストで、荒川先生の実家時代の農家で巻き起こる壮絶エピソードが面白過ぎます。農家あるあるとして語られている様々なトークも一般人には衝撃度が高くてそのギャップがまたハマります。そして同じく農業を題材にした『銀の匙〜Silver Spoon』も非常におススメの作品なのですが、今回はあえてギャグ要素の濃い本作『百姓貴族』を推させて頂きます!マンガで学ぶ農業の大変さこのマンガで学べることは数多くあります。日本の食料自給率は約40%。日本人だけでは全人口の半分も腹を満たすこともできません。その中で北海道単体だけなら食料自給率200%にもなるそうです(!)。もし北海道が日本から独立したらどうしましょう。。命ある生き物と共生し、365日間面倒をみて、天候にも左右され、農作物を荒らす害獣と終わりなき戦いを繰り広げ、それでも農家同士や、関わる人達が助け合いながら必死の思いで作ったお米や野菜やお肉。私達が日々美味しいご飯にありつけるのは農家の方々のあくなき努力の上に成り立っているものなのだということを感じ取って頂きたいですね。偉大な父はマンガよりマンガっぽいエピソード満載そして作中で大人気の作者荒川弘先生のお父さん。なんともファンキーな逸話が満載の描写がたまりません。居眠り運転してダンプで排水路に突っ込んで内臓破裂の大怪我を負いながら入院2〜3ヶ月はかかるところ1ヶ月で帰ってきたり、スズメバチに刺された後も意に関せずお風呂に入って出てきたら全身がまだらピンク模様になって速攻病院に搬送されたりと話題に事欠きません。特に熱いエピソードは、トラックで小高い土手を登りきった先にある橋を渡ろうとしたところ、前日の大雨でなんと橋が崩れて落ちてしまっていました。ブレーキが間に合わないと判断した父は、なんとそのままアクセル全開でぶっ放して向こう岸に着地します。作者は言います。「だれかこの親父をハリウッドに連れて行け」読書感想文の推薦図書にして欲しい人生のバイブル的名著『百姓貴族』では生きる上で大切な食に関わるお話が満載です。普段あまり馴染みのない農家というお仕事の実態を、作者である荒川先生の実体験を通じて楽しく学べます。もうこれは小学校の読書感想文の推薦図書にしてしまえばいいと思います。それくらいの価値がある一冊です!今まで荒川作品を読んだことの無い人、他の荒川作品は知ってるけどまだこれは読んでないなという方にも是非読んでもらいたい作品です!

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