虹色とうがらし

あだち充/著

『虹色とうがらし』舞台化決定。あだち充が描く、時代考証口出し無用のSF時代劇!

1989年〜1992年『週刊少年サンデー』で連載していたあだち充・作のSF時代劇『虹色とうがらし』が、なんと30年の時を経て舞台化が決定しました!!

主人公の七味役は長江崚行、妹の菜種役に伊波杏樹が抜擢。2021年夏、からくり長屋の兄妹達が東京で舞台上に降り立ちます!

舞台化情報

今回の舞台化は2021年8月28日(土)〜9月5日(日)に東京・あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)での上演が決定しています。

脚本を鳥澄若多、演出を劇団アナログスイッチ主宰の佐藤慎哉が務めます。

復刻イラスト特製ミニ色紙が特典としてもらえる”最速原作先行”は、2021年5月12日(水)からすでに開始されています!


受付期間

特典

最速原作先行

5月12日(水) 0:00 ~ 5月26日 (水) 23:59

復刻イラスト特製ミニ色紙

キャスト先行

5月29日(土) 11:00 ~ 6月9日(水) 23:59

限定キャストブロマイド

オフィシャル先行

6月12日(土) 11:00 ~ 6月23日(水) 23:59

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一般販売

7月10日(土) 10:00(予定)

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特製ミニ色紙

特製ミニ色紙

キャスト陣のコメントも続々!

主人公・七味役の長江崚行さん。NHK「天才テレビくん」で子役時代から大きな注目を集めていた、若手実力派俳優です。

菜種役には伊波杏樹さん。舞台「銀河鉄道999 さよならメーテル~僕の永遠」メーテル役など、女優・声優としても活躍中です。

浮浪人・浮論は沢村玲さん。ダンスボーカルグループ「ONE N' ONLY」でボーカルを務めています。

次男・麻次郎は荒井敦史さん。ドラマ・映画・舞台とマルチに活躍中の俳優です。

そして兄妹の父、将軍・秋光は松田賢二さん。ヒーローからヤクザまで演じる技巧派の俳優です。

他にも多くのキャストが、個性あふれるキャラクター達を演じます。

あだち充の原点とも言える作品

本作品の主人公・七味は、母の死をきっかけに自分に6人の異母兄弟がいることを知ります。実は彼らの父は将軍なのです。兄妹は互いの故郷を巡る旅に出ます。それぞれのルーツ、そして「兄妹の中に血の繋がらない者がいるかもしれない」という噂の真実が旅の中で徐々に明かされいきます。

作者のあだち充先生といえば「タッチ」「甲子園」「野球」「現代劇」といったイメージがかなり強い方が多いのではないでしょうか。そんな中で異彩を放つSF時代劇である本作品についてあだち先生自身は次のように言っています。

「虹色とうがらし」は、自分が漫画家を目指した頃に描いていた絵や世界観で、ずっとやりたいと思ってた題材を描いた作品です。

引用元:あだち充(2018)『あだち充本』小学館

落語や時代劇が幼少の頃から好きだったというあだち先生は、この作品で「描きたいもの」をのびのび自由に描けたそうです。

また、『虹色とうがらし』の連載は『タッチ』『ラフ』が終わり、『H2』を連載する前でした。この作品があったからこそ『H2』を描くことができたというほど、先生のキャリアにおいて非常に重要な意味を持つ作品なのです。

そんなあだち先生の「描きたい世界観」がたっぷり詰まった作品のキャラクター達が、舞台上で動き出すのはまさに必見です。あだち先生の描く「時代劇」の世界をお楽しみに!しかしながら、「時代考証口出し無用」なので悪しからず。

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愛と夢の冒険譚

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OGP及び記事内画像はプレスリリースより
©️あだち充/小学館