やさしい世界観で描かれる、学園ラブコメディ!
『阿波連さんははかれない』の最新刊12巻が2021年8月4日に発売されました!
期間限定!Kindleで1巻を無料で読むにはコチラ(2021年8月18日まで)
ある日の下校中、大きな花束を持った人を手助けした阿波連(あはれん)さん。体に花の香りが移ってしまい、阿波連さんはいつもと違う雰囲気に…そしてそれはライドウくんにも移ってしまい!?
阿波連さんのアイドル活動や、初めての二人のクリスマスなど、おもしろかわいいエピソードが盛りだくさん。そんな12巻の見所を前巻の振り返りと共にご紹介します!
これまでの『阿波連さんははかれない』
前巻のエピソードをピックアップして振り返って行きましょう!
時を越えて再会する二人
二人が実は幼いころに出会っていたというエピソードです。
阿波連さんの名前がうまく聞き取れず、れいくんという男の子だと思っていたライドウくん。
公園の砂場で出会った二人は、協力して砂のタワーマンションを作り上げます。また明日も、そう言って別れたライドウくんでしたが、阿波連さんは引っ越して行ってしまいました。
場面は変わり、共に美術の課題に取り組む二人。今回も大作です。(作っているのは巨大ハンドスピナーです!)
一緒だったら何だってできる気がする、あの日掛けられて嬉しかった言葉をライドウくんは再び口にします。
幼いころの話で、二人は当時のことを詳しくは覚えてはいません。
けれど、時を越えて二人は再び出会い、こうして一緒にいる。たとえ覚えていなくても、嬉しいと感じる二人なのでした。
君がAIでも
ライドウくんが阿波連さんはAI(人工知能)なのでは?と考えてしまうエピソードです。
笑い過ぎて、顔が疲れてしまった阿波連さん。阿波連さんの表情が、普段より硬いことに気付いたライドウくんは、まさかAI(人工知能)だったのではと考え始めます。(考え過ぎ!)
阿波連さんがAIかどうか、しっかりと見極めようとするライドウくん。
しかし、何をやっても、阿波連さんはAIであるという根拠に結びつけてしまいます。
調理実習でのスピードと正確な調理も、持久走が苦手なのも、腕にしがみつく強さも、UFOキャッチャーの正確なプレイでも…。ライドウくんの中では、その全てがAIだという根拠になってしまいます!
けれど、阿波連さんに例えどんな真実があろうとも、受け入れるとライドウくんは言います。勘違いからのカッコいい台詞です!
そう言った矢先、現れるもう二人の阿波連さん。誰を選べば良いんだ!?となったところで、妹と弟が現れただけで、AIではありませんでしたというオチでした。
ねーねー(姉)孝行
妹のえると弟のれんが阿波連さんのために、ねーねー(姉)孝行しようとするエピソードです。
お姉さんとして、妹と弟のお世話をする阿波連さん。朝食を用意し、弟の着替えを準備し、妹の制服をアイロンがけする。
当たり前のようにこなす阿波連さん。けれど、本当は大変なことはず、朝早く起き、妹や弟のために家事をこなし、自分も家を出る。
瞬く間に過ぎてしまう朝の時間、そんな時間を誰かのために使えるというのは、とても立派で素敵なことです。
当たり前の日常…だからこそつい見逃してしまいそうになる、日常を支えてくれる存在。そんな素敵な姉に感謝を伝えようと、えるとれんは計画します。
姉によろこんでもらうために、れんはライドウくんに協力を求めます。しかし、自立した姿を見せたいえるは、あまりライドウくんには頼りたくない様子です。
協力に納得したえるですが、これ以上助けてもらうわけにはいかない。そんな思いから、れんと口論になってしまい、れんは一人で帰ると先に行ってしまいました。
ライドウくんに助けてもらうのがイヤだった理由は、実はもうひとつありました。それは、彼への嫉妬。ライドウくんが居る以上は、れいな(姉)の一番にはなれない…。実はそう嫉妬していたと、えるはライドウくんに本音を打ち明けます。
お互いに代わりにはなれない、そこに優劣はない。そうライドウくんは言います。そうなんですよね、大切に優劣なんてない。みんな大事なたった一人の大切な人なんです。
さて、ケンカ別れしてしまった、えるとれんでしたが、色々あったものの無事仲直り!二人で姉のためにサプライズをしかけます。
阿波連さんは、そんな二人を気づかないフリをして見守ります。
姉への感謝と大好きな気持ちを伝えた二人、そしてそんな気持ちに、大好きと返す阿波連さん。
その後、ねーねー孝行だからと言う、れんからえるへのサプライズもあり、家族の絆がわかる素敵なエピソードでした。
花の香りに包まれて
ある日の下校中、大きな花束を持った人を手助けした阿波連さん。花の香りが移ってしまった彼女は、翌日になってもとれることはなくて…。
なんと、見た目までなんだか高貴になってしまいます!そして言葉づかいもなんだかいつもと違います。
そんな阿波連さんが、ライドウくんにくっついたことで、彼にも香りが移って高貴になってしまい!?
もう既に面白いのですが、高貴な彼らにどんなリアクションを、みんながとるのかにも注目してみてください!
もしキミがアイドルになったら
ある日、阿波連さんがアイドル活動をはじめたのでは?とライドウくんは考え出します。
しかし、すぐに深読みしてしまうのは悪い癖だと考えたライドウくんは、阿波連さんを観察して真実を見極めようとします。今までのようには、ならない俺は成長する男だ、と静かに意気込むライドウくんでしたが…。
やっぱりアイドル活動をしているようにしか見えなくて!?
阿波連さんがアイドル活動した理由とその真実とは?答えは、ぜひ皆さんの目で確かめてみてくださいね。
初めての二人のクリスマス
初めての二人のクリスマスを迎える、そんな特別な日を二人で過ごそうと、ライドウくんと阿波連さんは計画します。
ドキドキで楽しみなクリスマス当日。しかし、阿波連さんは体調が悪くなってしまいます。
阿波連さんを背負い、家へと送るライドウくん。彼女の部屋でベッドに寝かしつけますが、熱で意識があやふやな阿波連さんに、抱きつかれてしまいます。
この後、二人はどうなってしまうのか。気になるところですが、ぜひ12巻を読んでからのお楽しみということでお願いします!
まだまだ魅力盛りだくさん!
本記事で紹介しきれなかったエピソードにも、おもしろかわいいシーンが盛りだくさんです!
小さくて物静かで、距離感のはかれない阿波連さん。やさしいけれど、おかしな方向に深読みしてしまうライドウくん。
そんな二人と仲間たちの面白くて、ほっこりして、時々切なくて…そして、心にじんわりとくる素敵な物語をぜひ皆さんも一緒にご覧下さい!
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