図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編

弓きいろ / 著 有川浩 / 原作

『図書館戦争』別冊編&番外編が同時発売!スピンオフ目白押しの最終巻をご堪能あれ!

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編』の最終巻が2021年2月5日に発売されました!約13年の長きにわたる連載の最後を飾る単行本の発売では、別冊編の最終巻10巻と同時に、番外編も発売。原作小説の巻末に少しずつ収録されている番外編をコミカライズ化した6作品が収録されています。

『図書館戦争』シリーズを簡単におさらい!

図書館戦争』の舞台は2019年の架空日本。公序良俗を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」が成立して30年。行き過ぎた検閲から良書を守るための組織・図書隊に入隊した1人の新人隊員・笠原郁を始めとする図書隊が国家権力である良化特務機関に立ち向かうストーリーです。アニメ化・アニメ映画化だけでなく、2013年と2015年に実写映画化・特別ドラマも放映されています。

原作もコミカライズ版も、本編となる「『図書館戦争』シリーズ」とその後の図書隊を描く『図書館戦争 別冊編』があります。

『図書館戦争』のタイトルにあるように、激しい検閲抗争(不適切な表現が含まれる図書を強権的に取締ること)が物語の中心にある本編の『図書館戦争』シリーズは正に戦争真っ只中のピリッとした空気感の中で物語が進んでいきます。一方、本編の続編である『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編』は激しい抗争は少なめ。登場人物の過去のエピソードや心情の変化を描いている事もあり、ほのぼのとしたラブコメ割合が高くキュンキュンポイントが多いのがたまらない、本編シリーズとはまったく趣を変えた作品となっています。

最終巻10巻の見どころ!

10巻では原作小説のラスト、主人公笠原郁の同僚であり友人の手塚と柴崎がついに結婚式を挙げるハートフルな展開でスタートします。結婚式も原作の流れをそのままに、彼らの歴史を振り返る素敵なラストで終わりますが、残りの100ページはほぼ、弓きいろ先生のスピンオフ作品となっています。原作の小説のファンの方もきっと楽しめる、弓きいろ先生ワールドを堪能してください!

原作者の有川先生と弓先生のメッセージも収められており、有川先生が弓先生の才能に惚れ込んでいる理由などが綴られているのも必見です!

10巻は「通常版」と描き下ろしマンガとミニ画集付きの「特装版」の2種類が発売されています!

番外編の見どころ!

原作小説の巻末に収められている番外編は、主人公の笠原郁と郁の教官でありパートナーの堂上篤の2人のストーリーだけでなく、脇を固める個性豊かな面々たちにスポットが当たった作品となっており、『図書館戦争』の魅力をより深く楽しめる内容となっています。

特におすすめなのは、あまり感情を表に出さない、堂上と同期の小牧が10歳年下の毬江との関係が少しずつ変わっていく模様を描いた「マイ・レイディ」。秘めた想い、背中合わせの恋、見守る愛…。様々な恋の形に胸キュンしてください!

有川ひろ先生&弓きいろ先生の新企画いよいよ始動!

2020年8月24日発売のLaLa10月号で最終回を迎えた本作品ですが、最終回のニュースと同時に新たな新企画として、有川先生のもう一つの代表作、自衛隊を描いた三部作のコミカライズを弓先生が引き続き担当すると発表がありました。

その後の新連載の予定については発表されていませんでしたが、2021年2月24日発売のLaLa4月号でいよいよ全貌が明らかになることが発表されました!コミカライズ版の第一作目は有川先生のデビュー作にして、不朽の名作と言われている、「塩の街」に決定となっています!

購入特典!弓きいろ先生描き下ろしイラストが店舗限定で配布されています!

『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編』10巻&『図書館戦争 LOVE&WAR 番外編』の発売を記念して、弓きいろ先生描き下ろしイラストカードアニメイト、セブンネットショッピング、楽天ブックス限定で配布されます。『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編10巻 通常版』と『図書館戦争 LOVE&WAR 番外編』、あるいは『図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 10巻 描き下ろしマンガ+ミニ画集付き特装版』と『図書館戦争 LOVE&WAR 番外編』のご購入が配布条件となります。

※ 紙版コミックスの購入者特典です
※ 着順で、なくなり次第配布終了になります
※ 一部配布のない店舗があります。配布状況など、詳しくは各店までご確認ください

こちらも手に入れて、最終回の余韻に浸りましょう!

もう一つの物語

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 10 (花とゆめCOMICS)
弓きいろ/著,有川ひろ/企画・原案

もう一つの視線

図書館戦争 LOVE&WAR 番外編 (花とゆめCOMICS)
弓きいろ/著,有川ひろ/企画・原案