【12月31日】今日は何の日?何を読む日?

今日は「大晦日」。みなさんご存知、1年で最後の日である今日を「大晦日(おおみそか)」と呼びます。本来「みそか」は「三十日」と書いて「月の30番目の日」という意味でしたが、実際の日付と関係なく月の最終日を指すようになりました。そんな「大晦日」に読みたいのは...

浦沢直樹先生のSFサスペンス超大作『20世紀少年』。子どもの頃に友人たちと未来を妄想して描いたスケッチブック「よげんの書」に沿って現実世界で起きるテロ、そして不可解な事件に立ち向かう物語です。

作中に登場する「よげんの書」では“20世紀最後の日である2000年12月31日。巨大ロボットの破壊行為と、世界中で未知のウイルスによる大量殺戮が発生し大量の死者を出す”と描かれており、20世紀少年』の第一部において「大晦日」はクライマクスであり第二部への始まりとして非常に重要な日となっています。

完結から15年以上経った今でも、SFサスペンス超大作として絶大なる支持を集める本作。年末年始は『20世紀少年』の物語に没頭してみませんか?

選 / ちゃんめい(アルライター)