2021年10月28日は「まんがタイムきららキャラット」12月号の発売日!
表紙は『おちこぼれフルーツタルト』より、アイドルユニット「チロっ娘。with乙社長」のロコ、チコ、乙社長の3人が描かれています。バックステージパスのシールが飾りつけられた表紙は、見ているだけでライブに来たかのような高揚感に包まれますね…!
今月はゲスト作品が7本、新連載1本、センターカラー(巻頭カラー含む)が5本ありました。この記事では、「まんがタイムきららキャラット」の12月号に掲載されている作品から、連載作品3本、ゲスト作品7本の、合計10作品をご紹介いたします!
目次
- 『おちこぼれフルーツタルト』
- 『ばっどがーる』
- 『ササエルの中には誰もいない』(新連載)
- 『異世界アイドル、推参です!』(ゲスト)
- 『ぽんこつ魔法のプチフール』(ゲスト)
- 『本当にまおうサマ』(ゲスト)
- 『七×七不思議』(ゲスト)
- 『放課後の間にマに』(ゲスト)
- 『トゥーBEE オア ノット トゥーBEE』(ゲスト)
- 『TUNAGUあぷり』(ゲスト)
- 次回2021年1月号は2021年11月27日に発売!
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『おちこぼれフルーツタルト』
崖っぷちに立たされたアイドルたちが、逆境にもめげずに芸能界の頂点を目指す物語。『おちこぼれフルーツタルト』は、浜弓場双先生により描かれている作品です。
(※コミックス第4巻のコマを使用しています)
12月号では、初ライブ当日を迎えたアイドルユニット「チロっ娘。with乙社長」(ロコ、チコ、乙)の様子が描かれています。
アリス、チェシャ猫。女王様。乙社長も交えて様々な意見が飛び交いますが、ユニットの衣装はなかなか決まりません。ついには衣乃の危険な思想が片鱗を見せ、ロコがたしなめる始末。そうしていつものようにグダグダな会議が明け、ライブ当日を迎えるのでした。
相変わらず衣乃やチコによるロコへの偏愛が熱量高めで描かれていました。いつもよりキリッとした表情をしていても「おちフル」らしさは全開でしたね…。
舞台は小金井市と府中市が半々で所有する武蔵野公園。「チロっ娘。with乙社長」は初ライブを成功させ、府中様に小金井のアイドルとして認めて貰えるのでしょうか…?
はたして衣装のテーマはどこに落ち着いたのか…という点も引き続き気になる12月号でした!
【きららキャラット12月号】巻頭カラー「おちこぼれフルーツタルト」!
本作品は読者の皆様、書店の皆様、アニメスタッフの皆様、そして
<strong>小金井様の皆様、府中様の皆様</strong>
の温かい声援のおかげで無事に連載できております。その深い愛情に心からの感謝を込め、今回のお話を贈ります。 pic.twitter.com/ga4hcyxvAk— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『ばっどがーる』
優谷優はとっても良い子。でも、憧れの先輩・水鳥亜鳥に振り向いて貰うために今日もがんばって「ワル」になっちゃいます!『ばっどがーる』は、肉丸先生により描かれている作品です。
12月号は2本同時掲載でした。
1本目では、映画を観に来た優と涼が描かれていました。ワルについて勉強するために映画を観に来た優たち。隣の席には…まさかの瑠璃葉先輩(るら)!
そして2本目では、あだ名をつけて欲しい亜鳥の様子が描かれていました。
1本目:先輩は面倒見がいい
るらは人気動画クリエイター。美容系の動画を中心に投稿しており、かわいいを自称している女の子です。しかしそのキャラづけが優にはハマらず、ちょっと痛い子としていじられキャラに落ち着いていました。
今回のお話でも、るらは優と涼の手のひらに転がされしまいます。しかしそこがイイ…。かわいそかわいい(可哀相だけどかわいい)瑠璃葉先輩の個性が際立っており、相変わらず最高でした!
【きららキャラット12月号】肉丸先生「ばっどがーる」は豪華二本立て&センターカラー!!
❶本目では、映画館にやってきた優&涼が偶然るーに遭遇…?
よい子のみんなは映画館でイチャイチャしないでね。 pic.twitter.com/bjWcQHb9TT— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
2本目:あだ名に上下関係はあるのか…
優とるらが親しげに会話している様子を耳にした亜鳥は、自分もあだ名で呼んで欲しいと思い始めました。
しかし恐れ多いですよね…。るらのように親しみやすいならまだしも、憧れの先輩にあだ名をつけるなんて、恐れ多い。しかもそんな憧れの先輩は「呼んで欲しいあだ名」があるようで、それもまた呼びづらい…!
登場人物が全員ちょっとズレてるという本作魅力が存分に詰まったお話でした!
【きららキャラット12月号】「ばっどがーる」❷本目は、亜鳥先輩のあだ名問題!
先輩のことそんなに好きなら、あだ名で呼んだらどうなのよ!…って話です。 pic.twitter.com/UIuq1EPg6Q— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『ササエルの中には誰もいない』(新連載)
実家を飛び出て自由な生活を手に入れた小依が、なぜだかご当地キャラクターの「ササエル」に変装をして笹かまぼこを売る日々が描かれた物語。『ササエルの中には誰もいない』は、こめつぶ先生により描かれていくゲスト作品です。
新連載1話目では、同級生に絡まれる小依の様子が描かれています。
帰り道で小依に絡んできたのは同級生の稲井茅。ご当地キャラが大好きな女の子です。そんな茅に、ご当地キャラ・ササエルの中の人だとバレたくない小依はあまり茅との会話に乗り気でない様子でした。
それでも小依にちょっかいを出す茅。やがてもみ合いになる2人。そこへ「速く逃げてぇーーーー!」と、新たな女の子がまた1人、小依を助けるために割り込んできました。
新連載1話目は、小依とクラスメイトたちのお話でした。小依と茅の間に割り込みながら、新たに登場したのは千鈴。茅の幼なじみです。「ヤッチー」というあだ名のおかげか、すぐに物語に馴染んでしまいました。
新連載となったばかりですが、小依の周りの人間関係に深みが出るような展開に、物語への期待が高まりますね…!すぐにササエルの正体がバレる様子はなさそうですが、今後のクラスメイトとの関係性に注目したいところです!
田舎のコミュニティの中ではたしてどれだけササエルの正体を守り切れるのか…が気になりだした12月号でした!
【きららキャラット12月号】センターカラーのこめつぶ先生「ササエルの中には誰もいない」は今月号から連載開始! 港町に引っ越し早々、ご当地キャラ・ササエルとして働くことになった小依。今回は同級生に街を案内されることになるけれど、その間も正体がバレないか冷や冷やな様子。 pic.twitter.com/d3Zcp8V7ku— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『異世界アイドル、推参です!』(ゲスト)
『異世界アイドル、推参です!』は、椎野せら先生により描かれたゲスト作品です。
夢を実現できないまま働く咲良は、疲れ切って帰宅したある日、1人暮らしの自宅を見知らぬ女の子たちに占領されていました。「おかえりなさーい!!」と出迎えてくれたのは魔法使いの様な格好をした女の子たち。強盗…!?と疑ってしまうほど怪しい彼女たちは、異世界からの訪問者だと名乗るのでした。
アイドルのプロデュース業がやりたい咲良は、異世界から来たリアとルミナに対して、酔った勢いで宇宙一のアイドルにする約束をしてしまいました。
一体これからどうなってしまうの…!?という期待と不安が本作の魅力です。そもそも異世界って何…?どうして咲良の部屋へ…?リアとルミナの目的は…?
尽きない疑問は作品への期待の高まり。はたして異世界の旅人はアイドルの頂点を目指せるのか!?続きが気になるゲスト掲載1話目でした!
💫告知💫本日発売まんがタイムきららキャラット12月号に「異世界アイドル、推参です!」第1話センターカラーで載っています!キャラットお久しぶり!よろしくお願いします! pic.twitter.com/58sTNBTrE6— 椎野せら🐸きららキャラット12月号 (@nitaleg_) October 27, 2021
『ぽんこつ魔法のプチフール』(ゲスト)
『ぽんこつ魔法のプチフール』は、りの先生により描かれているゲスト作品です。
第1話で出会ったぽんこつ魔法使い・リアと共に理事長室に呼び出されたみゆり。まさか怒られる…!?と思いきや、要件は定期試験に向けた面談が中心でした。いよいよ本格的にリアと共に送る、魔法使いとしての生活がスタートするのです。
第1話のお話で心配していたような、一般人に魔法を見られてしまったペナルティはないようで安心しましたね…!それどころか学生の1人として、いきなり定期テストという山場が待ち構えてる様子です。
理事長からはエリート魔法使いを選抜する試験だと言われていますが…ぽんこつ魔法使いと魔法が使えない2人で組まれたチームで、どのように試験を合格するのでしょうか…?
ちょっと見栄っ張りなリアが1人のときに見せる素顔に、心温まる掲載2話目でした。3話目も必見です…!
【きららキャラット12月号】りの先生「ぽんこつ魔法のプチフール」は連続ゲスト第2話!
転校先の高校でエリート魔法使いだと言い張るリアと出会ったみゆり。
リアの初めての友達として、どんどん魔法使いの世界に取り込まれていく…? pic.twitter.com/zSPZQxf7hg— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『本当にまおうサマ』(ゲスト)
『本当にまおうサマ』は、よしなお先生により描かれているゲスト作品です。
今日はののかと街でデートの日。ということで、やってきたのは友達のちえり。第2話で忘れ物を届けてくれた女の子です。2人きりのデートにちえりは浮かれていました。しかし待ち合わせ場所に来たのはののか…だけでなく、魔王・マーヤ様もひっついてきたのです。
ののかが忘れ物を取りに帰ったため、2人きりにされてしまったちえりとマーヤが描かれています。
マーヤに気圧されっぱなしのちえり。彼女のオーバーリアクションを見ていると、読んでいるいるこちらまで気持ちよくなってきます。マーヤ様が楽しくなる気持ち、わかるよ…!
何をしててもののかが大好きなちえり、クールな一方で友達思いなののか、そして調子に乗るマーヤ様の物語を、もっと読んでいたい!と思えるようなゲスト掲載3話目でした!
【きららキャラット12月号】よしなお先生「本当にまおうサマ」はゲスト第3話!
ののかを遊びに誘ったちえり。2人の時間を楽しめると思ったら、案の定マーヤがついてきてしまいます。いつも圧が強いマーヤにびくびくするちえりですが、その魔王、実は大したことないですよ。 pic.twitter.com/qIrSykcL35— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『七×七不思議』(ゲスト)
『七×七不思議』は原作/作画:結城紅/鳴海翠先生により描かれているゲスト作品です。
6つめの七不思議を解決して以来、ぱっと姿を消してしまった白子。これまでは振り回される生活に嫌気が差していた七でしたが、姿が見えなくなると、それはそれで気になる様子です。思い切って先生に白子について尋ねてみました。すると先生は不思議そうな顔をして応えてくれます。「そんな名前の生徒はいないけど」と。
2話目の終わりから3話目の冒頭まで、グッと心を掴まれる様な展開にワクワクが止まりませんでした。残り1つの七不思議を前に、消えてしまった白子の行方…そして初めて1人で謎に立ち向かう七の成長をぜひともご覧ください…!
【きららキャラット12月号】3号連続ゲスト第3話! 結城紅先生&鳴海翠先生「七×七不思議」、未解決の七不思議も残すところ一つですが、白子がいなくなったことでコンビ消滅!? 怖がりの小堤七は、今回一人でこの謎を調査することに…。美徳白子の行方、そして最後の七不思議は。 pic.twitter.com/CW27KoA6Bp— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『放課後の間にマに』(ゲスト)
『放課後の間にマに』は、ほつ先生により描かれたゲスト作品です。
うなの周りには大切な3人の先輩がいます。いつもドーナツを食べているもも、恥ずかしがり屋のゆめ、穏やかな雰囲気の和葉。個性豊かな先輩たちと後輩のうなは「クセが強い」者同士、とっても仲良しなのでした。
4人の醸し出す優しい空気感が伝わってくるかのようなゲスト作品です。うな、もも、ゆめ、和葉は個性がバラバラですが、会話の端々からお互いの存在を大切に思っていることが感じられるという点で統一感があります。心穏やかに楽しめる作品をお求めの方にオススメのゲスト作品です!
【きららキャラット12月号】初登場ゲスト! ほつ先生「放課後の間にマに」は、先輩後輩4人組のおはなし。後輩のうなによれば、先輩の和葉・ゆめ・ももは、みんな「クセが強い」そうですが…。いっしょに過ごす彼女たちの、にぎやかな放課後のようすをご覧ください。 pic.twitter.com/0K1UCXyKez— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『トゥーBEE オア ノット トゥーBEE』(ゲスト)
『トゥーBEE オア ノット トゥーBEE』は、まげねこ先生により描かれている作品です。
虫嫌いを克服したい花子は、思い切って農業部に入る決意をしました。野菜を育て、畑を耕す部活だとばかり思っていた花子を待ち受けていたのは…まさかまさかの「蜂」だったのです。虫嫌いの花子は、高いハードルを前にどのように立ち向かうのでしょうか?
農業ということである程度は虫がいることを予想していたと思いますが、まさか養蜂しているとは予想外ですよね…!筆者も虫が苦手なため、蜂を飼っているとわかりながらも農業部でがんばろうと決心した花子の姿に感動しました。蜂をよく知ることで少しだけ虫の見え方が変わるような、学びのあるゲスト作品です!
【きららキャラット12月号】初登場ゲスト! まげねこ先生「トゥーBEE オア ノット トゥーBEE」は、
虫嫌いを克服したい女の子のお話。高校生になって入部した「農業部」は、畑を耕したりする…のではなく
蜜蜂と心通わすひとびとの部活でした(?)。 pic.twitter.com/VRhI1lwzr2— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
『TUNAGUあぷり』(ゲスト)
『TUNAGUあぷり』は、いばら先生により描かれたゲスト作品です。
オンラインアバター作業通話アプリ「TUNAGU」は、仮想アバターを通じてそれぞれの作業や意見交換を行うための交流アプリ。今日もマンガ家志望のサーバー「描人」にログインしたみずきは、同志のくらら、セキと共にマンガ談義に花を咲かせるのでした。
「作業通話」自体は頻繁に行われる時代ではありますが、オンラインの世界でアバターがマンガを描くというのは近未来な感覚でした。マンガにかかわらず、オンラインで仲間と共にがんばれるような世界が広がると良いな…と、未来に思いを馳せてしまうようなゲスト作品です!
【きららキャラット12月号】初登場ゲスト! いばら先生「TUNAGUあぷり」
ここはとある交流アプリのプライベートサーバー、「描人」(かきんちゅ)。
集まった3人の漫画家志望たちは、新人賞の締め切りを前におのおのの道をゆく…。 pic.twitter.com/0ktRo4OPAi— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) October 27, 2021
次回2021年1月号は2021年11月27日に発売!
(※コミックス第1巻のコマを利用しています)
次回の「まんがタイムきららキャラット2021年1月号」は2021年11月27日に発売します。表紙は2022年にアニメ化が決定しているあの作品から。3号連続スペシャルゲスト作品『キミと歌うシネマ』の1話目にも注目です!
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OGP及び記事内画像はTwitter・まんがタイムきらら編集部公式Tアカウントのツイートよりhttps://twitter.com/mangatimekirara/status/1453375944379432968