2020年7月現在TBSにて放送中の刑事ドラマ「MIU404」にて、産婦人科医が主人公のマンガ『コウノドリ』のドラマ版以来の共演を果たした俳優の綾野剛さんと星野源さん。
警視庁で臨時部隊として新設された“第4機捜”を舞台に、綾野剛さんは常識破りな警部補・伊吹藍（いぶきあい）を、星野源さんはそんな伊吹に振り回されながらもブレーキ役として相棒を務める志摩一末（しまかずみ）を演じ名コンビっぷりを見せてくれています。
「MIU404」公式サイト
私は普通の警察組織と異なる特殊な課が舞台だったり、警察組織の中にいる異端な刑事が登場する刑事ドラマが大好きです！
今回はそういった異色でクセになる刑事マンガ作品をご紹介したいと思います。
異色でクセのある刑事マンガ
『デカニアラズ』
暴対法によりヤクザの立場が弱まった代わりに、ヤクザを破門された組や半グレ集団の犯罪が横行するようになった東京の新宿中央警察署の刑事・花田が裏で繋がっているヤクザの若頭・鉄路（てつみち）と情報共有し、警察組織上層部によって事件を揉み消された犯罪者達を直接成敗するマンガです。
コテンパンにやられた犯人の姿を見ているとスカッとするし、「MIU404」の伊吹に劣らない花田の「デカ」らしからぬ言動や目線にゾクリとしてクセになります。
かなりキャラが立っているし面白いので個人的に実写ドラマ化を熱望しています！
現在月刊スピリッツにて連載中。
第1話試し読みはこちらから出来ます！
『警眼―ケイガン―』
ある事件で銃撃を受けたことがきっかけで人の感情（テル）を読み取る能力を持った刑事・恵比寿警と、恵比寿が所属し警視庁の墓場と呼ばれる捜査第六課、通称・ロクジに島流し的に異動となった女性刑部・大黒天音のコンビが不可解な事件を解決していきます。
「人材の墓場」と呼ばれる「特命係」を舞台にした刑事ドラマ「相棒」の様に窓際部署の刑事が活躍する作品です！
現在ビッグコミックスピリッツにて連載中。
第1話試し読みはこちらから出来ます！
『PS―羅生門―』（ポリスステーション らしょうもん）
2006年にテレビ朝日にてドラマ化された作品。
「羅生門」と呼ばれる警察署で働くことになった女性刑事・紅谷を中心とした刑事と犯罪者のヒューマンドラマ作品。
紅谷と同じ羅生門に所属する刑事達はセクハラ発言をする黒田、「借金」とあだ名で呼ばれる借金まみれの土橋、幼い息子を殺されながらも今も生きて成長しているかの様に話す弓坂など、従来の刑事像と異なるキャラが多数登場します。
刑事といえども全員が人格者ではなく、みんな不器用で生きづらさを抱えている一人の人間に過ぎないというスタンスで描かれているのが印象的です。
第8巻に収録されたエピソード「立て籠る男。」では「MIU404」第2話の人質事件と同様の、事件を起こした犯人と人質になった人それぞれの悲しい背景が描かれれています。
刑事ドラマはテレビもマンガも両方面白い！
「MIU404」の登場人物と同じ警視庁で、様々な刑事マンガの刑事達が事件解決に向けて奔走していると思うとワクワクしますね！
ドラマ「MIU404」未視聴の方は是非観てみて下さい。またドラマをきっかけに刑事マンガにも興味を持って頂けたら嬉しいです！
ドラマ「MIU404」は2020年7月より毎週金曜日22時からTBSにて放送中です。📚📃✍️💵🎊📚📃✍️💵🎊📚📃✍️💵🎊
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