昨今、改めて実話やビジネス書を原作にしたマンガがアツい!と感じています。
その理由は、マンガという形式だと絵とセリフの力でより情報が入ってきやすい、イメージが湧きやすいであったり、字をずっと追い続けるのが辛いという人でもマンガならとっかかりやすいというあたりが挙げられます。
マンガ化ムーブメントが起きている理由
更に筆者が思うもう1つ大きな理由がありまして、それは「マンガよりマンガなエピソードが満載」だからに他なりません。
イチオシは幻冬社編集者、箕輪厚介さん著の『死ぬこと以外かすり傷』のマンガ版です。
タイトルの通り、死ぬこと以外はすべてかすり傷、業界の常識を飛び越え、とにかく圧倒的な量をこなして成果を作る、自らをギリギリまで追い込んでイチ編集者の枠を超えた仕事を幾つもこなす男、箕輪厚介氏の生き様をマンガで読むことができます。ちなみにアルでコマ投稿可能ですよ!
多動力もマンガ化
ホリエモンこと堀江貴文氏の30万部越えのベストセラー『多動力』やZOZOやライブドアで活躍されたスーパーサラリーマン田端信太郎氏の『ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言』もマンガ化されています。要チェック!
破天荒フェニックスがマンガ化!
そして今年の1月17日には遂に『破天荒フェニックス』のマンガ連載がスタートしました!
実は密かにコルクの佐渡島さんと進めてたマンガ版 破天荒フェニックス。遂に明日からスタート!!見てねー!!#OWNDAYS #オンデーズ#破天荒フェニックス https://t.co/oBwW0hVyTE— 田中 修治 OWNDAYS 社長 (@shuji7771) January 16, 2020
『破天荒フェニックス』とはメガネチェーン店OWNDAYS(オンデーズ)の田中修治社長が書き上げた、当時誰もが潰れると言われていた会社であるメガネチェーン店の買収から経営再建に到る復活劇を、実際のエピソードを元に書き上げた小説です。
『破天荒フェニックス』あらすじ
当時14億円もの負債を抱え、毎月2000万円近い営業赤字を垂れ流す倒産寸前のメガネチェーン「オンデーズ」を本作の著者である田中社長が買収するところから物語は始まります。
作中では、買収した会社が債務超過の状態が続き、毎月のように資金繰りのピンチが訪れます。その度にギリギリの戦いを強いられ、それでも新店舗を次々と出店したり、無謀とも言える全品半額セールを行ったり、まだ資金繰りが安定しない中での海外進出など、1つでもコケれば致命的なダメージになるような難局を迎えるも、その都度不死鳥のように蘇る企業の成長していく様を描いた物語です。
その攻めの姿勢と新しい価値を生み出そうとする心意気に読者は魂震えること間違いなしです。
【新連載のお知らせ】
1月17日スタート
『破天荒フェニックス』
原作 田中修治
シナリオ 星井博文
作画 伊野ナユタ
14億の負債を抱えたメガネチェーン、再生への死闘!!
ドラマ化も話題の、大ヒットストーリーをコミカライズ!!
第1、第3金曜日更新です。#破天荒フェニックス pic.twitter.com/90KMCm243p— comicブースト編集部 (@comic_boost) January 10, 2020
事実は小説よりも奇なり
正にその言葉を体現する作品がマンガとして楽しめることは非常に嬉しいですね。様々な困難を乗り越えていく姿、圧倒的な吸引力で人々を引きつけ突き進んでいく主人公。ビジネス書やノンフィクション小説はマンガととても相性が良いのです。気になった作品があれば是非チェックしてみてくださいね!