新米の収穫が始まる10月に入ると全国各地の蔵の多くが日本酒を造り始めます。
1964年までは酒造年度を「10月1日から」と定めていた（今は7月1日から）ことが由来となって、1978年に日本酒造中央会が制定しました。そんな「日本酒の日」に読みたいのは…
菌が見える農大生！？『もやしもん』の主人公沢木惣右衛門直保は菌が見えるという不思議な能力を持った農大生。キャラの濃い農大研究室の仲間たちとのキャンパスライフを中心に、日本酒やビール、ワインなどの醸造知識がふんだんに描かれています。
風邪やインフルエンザなど、主人公の沢木が見える菌は私たちにとってとても身近なものだと気付かされます。そんな沢木たち農大生のキャンパスライフを通して、日本酒のことを楽しみながらより深く学ぶことができます。日本酒の日に、美味しい日本酒と共に味わってほしい作品です。
選／Ato Hiromi（アルライター）
