『セシルの女王』こざき亜衣先生の新連載がスタート!女王を支えるウィリアム・セシルの物語 | 試し読みアリ

スピリッツで連載されていた『あさひなぐ』が完結を迎えたこざき亜衣先生の新作『セシルの女王』が、ビッグコミックオリジナルで始まりました!

実在の人物を元にした歴史譚

こざき先生が今回描くのは、1533年のイングランドを舞台にした歴史マンガ!

戯曲家・シェイクスピアの戯曲のモデルにもなっているヘンリー8世が君臨していた時代です(本作にもヘンリー8世本人が主要人物として登場します)。

物語の主人公は青年・ウィリアム・セシル女王エリザベス1世の補佐を務めてきた実在する歴史上の人物が題材になっています。

ウィリアム・セシルはテューダー朝(絶対王政の時代)最後の女王・エリザベス1世の即位から晩年の40年に渡り国王秘書長官として仕え国政を導いてきた人物です。

ヘンリー8世やエリザベス1世などの歴史の表舞台に立っていた人物の名前は見聞きしたことがありましたが、彼の名前や存在を知ったのは本作がきっかけでした。

彼はどんな人物で、どの様に国王秘書長官という立場になっていったのでしょうか?

第1話あらすじ

ジェントリ(地方地主)層であり王室では衣装担当宮内官を務める父のリチャード・セシルと初めて城へ登り、出世を夢見た12歳の若きウィリアム少年は傍若無人なヘンリー8世の態度と王室の現実を目の当たりにし、ショックを受けます。

その時城で彼を慰めてくれたのはエリザベス1世の生みの親となる女性アン・ブーリンでした。アンとの出会いにより、これから誕生する「王」(生まれる前までは占い師に男の子だと言われていた)に仕える決心をします。

作中のアンがセシルを慰める台詞として登場する「傷つく」という言葉が登場するのですが、このシーンを読んでいて前作『あさひなぐ』に登場する、薙刀部の顧問をしていた女性・福留やす子が部員達の姿を見て羨ましくて言ったある言葉を彷彿とさせ、若者の時だからこそ傷つく経験をする重要性、大事な時期であると改めて感じさせられるので、是非本作も『あさひなぐ』ファンの方に読んで欲しいです!

歴史マンガであると同時に、青年が大人になり国に仕える立場となる成長物語としても今後の展開が楽しみでなりません!

キャンペーン締め切り迫る!

Twitterでは新連載を記念したキャンペーンが開催されています!

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第1話はTwitter及びビッグコミックオリジナル公式サイトからも読めますので、是非この機会に読んで見て下さいね。

▼ビッグコミックオリジナル『セシルの女王』第1話試し読み

現在第2話が『ビッグコミックオリジナル』22号に掲載中で、第3話が2021年11月20日発売の23号で読めますので続きもお見逃しなく!