『アフタヌーン』12月号レビュー!『十角館の殺人』が表紙&巻頭カラーで登場!映像化不可能と言われた傑作の震撼の真相が明らかに!

2021年10月25日は、講談社のマンガ誌「アフタヌーン」の発売日です!

表紙には、先月号で衝撃の展開を迎えた『十角館の殺人』が表紙と巻頭カラーで登場します。ついに犯人が判明し、すべてがひっくり返る衝撃の真相は必見です!

さらにセンターカラーには、いよいよ2021年10月29日(金)に映画公開が迫った『アイの歌声を聴かせて』など注目の5作品を紹介していきます。

『十角館の殺人』

1987年に刊行された綾辻行人先生の同名の大人気ミステリー小説『十角館の殺人』を清原紘先生がコミカライズした本作。孤島に建つ十角形の奇妙な館を、大学のミステリ研究会に所属する7人が訪ねる。そして、その夜、十角館で凄惨な殺人劇が幕を開ける。

表紙&巻頭カラーで登場した『十角館の殺人』。

江南の元に届いたのは、角島十角館炎上とミス研メンバー全員死亡の連絡。真相を確かめるため、江南と守須と島田はS町に集結します。

島田の兄で捜査一課の警部である島田修も合流し、一同はミス研メンバーのことを振り返ります。そして話題は、ミス研メンバーのニックネームの話になるのですが…

明らかになった真相に、作品を読む手が止まってしまうほどの衝撃を受けました。まさに、すべてがひっくり返る展開。読後すぐに1話から読み返したくなること間違いなしです!
👉1話から読み返す!

次号、十角館で起きた最後の犯行が明かされます!

十角館の殺人(4) (アフタヌーンコミックス)
綾辻行人/著,清原紘/その他

今回掲載された26話の結末を踏まえて、25話まで収録のコミックス第4巻を読み返そう!

十角館の殺人 (全4巻) Kindle版

『メダリスト』

夢破れた青年・司と、見放されたスケート少女・いのり。誰よりも強いリンクへの執念を持つ2人がタッグを組み、フィギュアスケートで世界を目指す熱血スケート物語!

新章・中部ブロック大会に突入した『メダリスト』が、豪華巻頭ポスター付で登場しました。

全日本ノービス予選中部ブロック大会への出場権を獲得したいのり。全日本ノービス出場選手の5人の枠をかけた厳しい戦いに挑みます。

アウェーの環境の中、緊張するいのりがとった秘策は必見です。中部強化選手陣も登場し、盛り上がりも最高潮!そして、大注目の光ちゃんにも新たな展開が訪れます!

大好評のコミックス第4巻も好評発売中!

メダリスト(4) (アフタヌーンコミックス)
つるまいかだ/著
メダリスト (全4巻) Kindle版

『Q、恋ってなんですか?』

人付き合いが苦手な会社員の青井は、ある日、夜の公園でチョウを追いかける不思議な人・Qさんに出会います。Qさんは地球の生き物を収集しにきた宇宙人でした。さまざまな生き物を通して「恋」をしらない2人が恋を探る大冒険が始まります。

ナマコを食べにでかけたお店で出会ったQさんに似すぎている謎の女性。その女性の前で名刺入れを落とした青井。

その人は、QさんにそっくりですがQさんとは異なる関西弁と陽気な雰囲気の深山雪乃という女性でした。そんな雪乃が、青井の元に訪ねて来る急展開からスタートしました。

今後Qさんと青井くんの関係にどんな変化をもたらすのか必見です。

さらに今回の調査対象・トゲウオ(イトヨ)の何ともシビアで驚きに満ちた生殖活動も見逃すな!

Q、恋ってなんですか?(1) (アフタヌーンコミックス)
FiokLee/著

『アイの歌声を聴かせて』

ある日、サトミのクラスに転入してきたのは研究者の母親が作ったAIのシオン。
転校初日にクラスで孤立しているサトミを前に「私がしあわせにしてあげる!」と突然歌い出します。思いもよらない行動でサトミやクラス中を大騒動に巻き込んでいくシオンの存在は、次第にクラスメイトやサトミの心を動かしていく。

映画公開直前&単行本1巻発売を記念した、カラフルで心躍るようなセンターカラーが印象的です。

サンダーの応援に駆け付けたサトミ達ですが、三太夫の故障というピンチにシオンとトウマが大活躍!舞い踊るようなシオンの歌唱シーンは今月号も見ごたえ抜群。

そして、サトミがシオンの幸せについて真剣に考える描写に、サトミ自身の精神的成長が感じられる温かい展開となりました。

👉映画『アイの歌声を聴かせて』公式サイトはコチラ!

アイの歌声を聴かせて(1) (アフタヌーンコミックス)
吉浦康裕/著,前田めぐむ/著

四季代償受賞『修羅と華』

四季賞2021年秋のコンテストで見事、大賞受賞作に輝いた岩橋月巳先生の『修羅と華』が本誌に掲載されました。

大屋敷で暮らす女性・棗(なつめ)は、気丈な性格から数多の縁談を断り続け、自らが拾った使用人の左吉と生活していた。道楽で金持ちに拾われた棗とそんな棗に拾われた左吉の運命は、左吉にしか見えない小鬼の存在によって変わり始めていくのでした。

とにかく、数ページ読んだだけで引き込まれてしまう世界観が強烈でした。

最低限の登場人物で短い展開ではあるものの、静かな人の激情や心をじわじわとあぶり出すようなストーリー構成が素敵な作品でした。

徐々に不穏になっていく物語と、神聖なものと魔のものと人間が入り混じる世界観に浸ってみて下さい。選考委員の安野モヨコ先生も激賞した鮮烈な40ページ、ぜひチェックしてみてくださいね。

過去の四季賞受賞作はコミックDAYSで公開中です!

「アフタヌーン」2022年1月号は11月22日発売!

次号のアフタヌーンは、ついに「2年生編」が開幕する『スキップとローファー』が表紙&巻頭カラーで登場です。クラス替えや初めての後輩にみつみたちの学園生活はさらに加速します!

さらに!作品に関する重大発表もあるということで、発売が待ちきれません!

センターカラーでは、最新コミックス第3巻がアフタヌーン1月号と同日の11月22日(月)に発売される『ダーウィン事変』が登場。

チャーリーの出生の秘密やALAの目的など、急展開につぐ急展開の本作も要チェックです。

次号は2021年11月22日発売予定です!

今すぐ読むなら電子書籍で!

アフタヌーン 2021年12月号 [2021年10月25日発売] [雑誌]
綾辻行人/著,清原紘/著,山口つばさ/著,ナクヤムパンリエッタ/著,田中相/著,つるまいかだ/著,FiokLee/著,青木U平/著,よしづきくみち/著,岩明均/著,吉浦康裕/著,前田めぐむ/著,滝川廉治/著,陶延リュウ/著,小西明日翔/著,幸村誠/著,北道正幸/著,珈琲/著,藤島康介/著,安彦良和/著,ひぐちアサ/著,佐倉旬/著,榎本俊二/著,真刈信二/著,DOUBLEーS/著,うめざわしゅん/著,草水敏/著,恵三郎/著,木尾士目/著,岩橋月巳/著,西本英雄/著,カラスヤサトシ/著,アフタヌーン編集部/編集

OGP及び記事内画像はアフタヌーン公式サイトより
https://afternoon.kodansha.co.jp/afternoon/