伝説的少女マンガ『ガラスの仮面』。天才的な演技力を持つ少女・北島マヤが演劇界幻の名作「紅天女」を目指す物語で、単行本の累計発行部数は5,000万部を突破、そして40年以上も連載が続くモンスター級の名作です。
そんな『ガラスの仮面』のフェアが、3月25日から31日まで丸善丸の内本店で開催されています。
・・・ですが、新型ウイルスの感染対策で不要不急の外出自粛により、美内すずえ先生からも「行かないで」と悲痛の呼びかけが。
皆さま。ごめんなさい。せっかくの『ガラスの仮面』フェアなのですが、行かないで下さい。コロナ禍を避けるためにも、今は自宅でジッと我慢。私も家に引き篭もっています。丸善さん、白泉社さん、行くと言って下さっていた皆さま、ごめんなさい。またの機会に宜しくお願いします。 pic.twitter.com/6Nwwu8Xhwy— 美内すずえ (@miuchibell) March 29, 2020
残念ではありますが、一刻も早く日常が戻り『ガラスの仮面』フェアが再度開催されることを祈りながら、この機会に自宅でマヤの軌跡を振り返りませんか?
少女マンガの金字塔『ガラスの仮面』
「・・・おそろしい子!」
他のマンガやアニメでもパロディとしてよく見かけるこちらのセリフ。
これは、美内すずえ先生の『ガラスの仮面』に登場する月影千草の名セリフです。その他にも衝撃を受けた時に登場人物が白目になることで有名な作品、それが『ガラスの仮面』です。
唯一無二のセリフ回しや描写で有名な本作ですが、幻の演劇「紅天女」の主役を巡り、鬼才・北島マヤと演劇界のサラブレッド・姫川亜弓が舞台上で闘う物語で、役になりきるためにマヤがギプスをつけたり滝に打たれたりするシーンはスポ根さながら。
また、様々な苦難に遭遇するマヤですが、決してめげずに演劇の道へひた走る彼女の姿やセリフに胸打たれます。
1976年から現在まで連載が続いている不朽の名作で、単行本は49巻まで発売されています。
・・・宿命のライバルであるマヤと亜弓はもちろんですが、『ガラスの仮面』を語る上で欠かせない登場人物がもう一人います。それは、マヤが駆け出しの頃から陰ながらに支える、紫のバラの人こと速水真澄。なんと彼の公式twitterが存在することをご存知でしょうか?
『ガラスの仮面』の宣伝用に使われているようですが、
水城くん、私は12色の色鉛筆を頼んだはずなのだがな…。 https://t.co/JhcX0JiBjI pic.twitter.com/2pjAcbqvpl— 速水真澄 公式ツイッター (@masumi_hayami) December 31, 2016
など原作ファンにはたまらないユーモア溢れるツイートをするので要チェックです。
『ガラスの仮面』フェア の再開催を願って!
そんな不朽の名作である『ガラスの仮面』のフェアですが、今回残念ながら行けなかった人のためにフェアの全容やオリジナルグッズについてご紹介します。
入り口では燃えたぎる月影先生がお出迎えしてくれました!
紅天女を演じるマヤと亜弓の特大パネルの展示や、今年の1月公演されたスーパーオペラ「歌劇 紅天女」を記念したオリジナルグッズをはじめ、その他複製原画の展示販売が行われていました。
紫のバラの人でおなじみのセリフ「いつでもあなたをみています。あなたのファンより」と書かれたオペラグラスや、作中に出てくる演劇「ふたりの王女」柄のTシャツやノート、その他クリアファイルなどファンにはたまらないオリジナルグッズが目白押しです。
マヤと亜弓のアツき闘いをふりかえる
『ガラスの仮面』フェアが再度開催されることを願いつつ、この機会に自宅でマヤと亜弓のアツき闘いをふりかえりましょう。
・・・終わりの見えない新型ウイルスの感染拡大に不安な気持ちを抱える人も多いかと思います。
それよりも明日のことを考えよう 明日どうやって生きるか それを考えよう
そんな時、何があっても前を向いて自分にできることに精一杯向き合うマヤの姿に勇気をもらうはずです。
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