漫画の神様、手塚治虫先生の原画が現代によみがえる!『どろろ <漫画原稿再生叢書>』発売決定! 

みなさん漫画の神様、手塚治虫先生をご存じですか?『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』など多くの名作をこの世に生み出した偉大な漫画家ですよね!今回は傑作『どろろ』の魅力と、それを余すところなく表現した『どろろ <漫画原稿再生叢書>』をご紹介します。

手塚治虫/著
どろろ

あらすじ

物語の舞台は戦乱の世、日本。戦国武将に使える醍醐景光は自らの野望のため、生まれてくる我が子の体を48匹の魔物に与えてしまう。そうして生まれた子供は、体の48か所の部分が足りず、川に流される。成長したその子供、「百鬼丸」は自らの体を取り戻すため義手などで失った機能を補い、体を奪った魔物を倒す旅に出る。道中出会った「どろろ」という盗みをはたらく子供と出会い、それぞれの目的のため一緒に旅をするようになる。

およそ50年ぶりのアニメ化も!

あらすじを見てもわかるように非常に重々しく、それでいて主人公の強い目的が描かれる王道ダークファンタジーマンガです。百鬼丸の義手はその中が仕込み刀となっている設定なのですが、かっこよすぎ!こうした設定は他の作品にも大きな影響を及ぼしたと言われます。

最近では、1969年に制作されたTVアニメから実に50年の時を経て2019年1月にリメイク版『どろろ』がテレビ放送を開始しました。こちらも高い評価を得ており、時が経っても色褪せない、人をひきつける力があります。

鬼気迫る原画!

そんな『どろろ』の魅力は何といってもその設定が生み出す圧倒的な迫力です。主人公の壮絶な過去、不気味な魔物、一方で描かれる人間の愛や優しさ。恐怖で体をのけぞらせることもあれば、感動で涙することもあります。これほどまでに人の心を動かすストーリーは、迫力ある絵によるものです!


精悍な顔つきと、鋭く光る刃。この一枚でも百鬼丸の強い意思を感じられますよね!この魅力を感じるには原画が一番!ということで手塚治虫先生の原画を複製した『どろろ <漫画原稿再生叢書>』について、以下プレスリリースより速報でお伝えします!

まさに、読む複製原画

原画には言葉にはできないパワーが込められています。それを見た人はそのパワーに圧倒されることでしょう!今回の『どろろ <漫画原稿再生叢書>』では実際の原稿用紙に近い色に4~5色で印刷されており、経年による黄ばみ、シミ、折れなどを再現するなど非常に現物に近い質感です!そのため手塚治虫先生がマンガを描く姿を想像できるような、魅力あふれるものとなっています。

今回収録されるのは、醍醐景光の地獄堂での契約を描く発端の巻、どろろと百鬼丸のはじめての出会い、一匹の魔物退治と眼球の恢復までを描く百鬼丸の巻の計51ページ分です。

公式:手塚治虫 TWZUKA OSAMU OFFICIAL 虫ん坊 『どろろ <漫画原稿再生叢書>』発売決定!

A3サイズで見る、衝撃の迫力!

ぜひとも見てほしいのは発端の巻、魔物との契約のあかしとして地獄堂に雷が落ちるシーン!雨の中、陰鬱とした気味の悪さを一筋の雷光が切り裂く衝撃!これはこの記事の文字でも、デジタル画面での画像でも感じられません。皆さん自身の目と体で『どろろ <漫画原稿再生叢書>』の迫力を感じてください!