本日2021年1月26日は、講談社のマンガ誌「イブニング」の発売日!
表紙を飾るのは『賊軍 土方歳三』の土方歳三。最新刊となる単行本3巻が来月の2月22日に発売することが決定し、ますます盛り上げりを見せている本作。
今回の「イブニング」4号の最速レビューでは、表紙を飾った『賊軍 土方歳三』や新連載、出張連載など怒涛の注目作品をご紹介します。
『賊軍 土方歳三』
地位も名誉も失い賊軍と化した「新選組」。負け続きで多くの仲間を失いながらも、その滅びゆく運命に争う男こそが土方歳三。薩長と戦いながらも、重病を患う沖田総司をパリへ連れて行き病気を治すというとんでもない展開から始まる『賊軍 土方歳三』。
史実とフィクションを絶妙に織り交ぜることで、あの歴史上のヒーロー・土方歳三が大暴れする本作は、幕末好きにとっては夢のような物語。本当は散っていったはずの隊士たちが生きていて、作品を通して新しい一面を垣間見ることができるのも魅力的です。
最新話では、あの土方歳三の小姓・市村鉄之助(実は、病気を完治して戦死した隊士・市村鉄之助として生きる沖田総司)が久々に登場します。彼に課せられた重要な任務とは...?
『異世界紀元前202年』
待望の新連載!『異世界紀元前202年』。
タイトルにもなっている紀元前202年というのは、実は世界史上で最も重要だと言われている年。というのも、紀元前202年は東方では漢帝国が生まれ、西方ではローマ帝国が生き永らえた年なのです。
物語は紀元前202年の10月9日。ローマ軍隊カタルゴ軍の戦いから始まります。歴史上ではカタルゴ軍はローマ軍に敗北するのですが、カタルゴ軍の将軍補佐・ルキウスは敗北後に不思議な世界へと迷い込み、時間を巻き戻すことに成功するのです。
この時間の巻き戻しは何を意味するのか、そして歴史は変わってしまうのでしょうか?
『メイドさんは食べるだけ』
講談社のマンガアプリ「コミックDAYS」にて連載中の『メイドさんは食べるだけ』。最新刊である単行本2巻の発売を記念してなんと「イブニング」4号に出張連載!
英国からやって来たメイドさん・スズメが日本で出会った美味しいものたち...。日本では見慣れた食べ物も彼女にとっては未開のグルメ。そんなスズメが、愛おしそうに食べ物を堪能する姿にとっても癒されます。
「イブニング」4号では、スズメが日本人の国民食「カレーライス」を食べるお話が収録されています。
『創世のタイガ』
大学で文化人類学を学ぶタイガとゼミの仲間たちは、卒業旅行で訪れたオーストラリアの不思議な洞窟で、原始時代に突如タイムスリップしてしまいます。
ホモ・サピエンスとネアンデールタール人が対立している人類史上最も危険な時代で、大学で学んだ人類学などを駆使して生き抜く物語です。窮地に立たされたタイガの機転を効かせた逆襲が今回の見どころ。ですが、敵が持っていたこの時代にはないはずのナイフの登場で物語は更に謎が深まります。
『激辛課長 season2』
「何を隠そう、辛いものに目が無くてね…!!」
可愛い女性部下の前でついつい強がり、激辛料理が大好物だと豪語してしまった課長。結果、毎回部下に激辛料理店へと連れていかれることに。激辛料理に舌鼓を打ちながらも、内心では悶絶・絶叫している課長がユニークな本作。また、作中に登場する激辛激ウマ店は実在するので、激辛グルメマップとしても使えるのが嬉しいポイント。
そんな『激辛課長』がなんとシーズン2となって「イブニング」に帰ってきました!今回は浅草の激辛の名店で今の季節にぴったりな鍋料理をいただいちゃいます。
そして、2021年2月22日には待望の単行本1巻・2巻が同時発売することが決定しました!激辛グルメファンは必見です。
「イブニング」5号は2月9日発売!
歴史、SF、日常、グルメまで、幅広いジャンルの作品をお届けする「イブニング」。
次号は2021年2月9日発売予定です!