正式名称は「ダイアナの靴の日」。1992年に婦人靴専門店のダイアナが制定したこの記念日は、「く(9)つ(2)」の語呂合わせが由来です。そんな「靴の日」に読みたいのは...
靴を主題にした珍しい作品『IPPO』。12歳からイタリア・フィレンツェに渡り靴職人になるための修行に打ち込んできた主人公は、憧れていた靴職人の祖父からゆずりうけた日本のお店でいよいよ自分のお店をスタートさせます。「いい靴とはなんですか」祖父の言葉を胸に、靴職人として歩み出す青年の物語です。
クライアントの人生に寄り添い制作する世界にひとつだけの一足。依頼を通して主人公を取り巻くエピソードには、多くの名言が登場します。奥深いメッセージに勇気をもらえること間違いなし!”新たな一歩”を踏み出したい、そんな時に読んでほしい作品です。
選 / yukiko(アルライター)