『GABULI(ガブリ)』第6話最速レビュー!追われる身となったことでリウが取った行動とは?

SNSマンガ×ボカロMV×小説で構成される、独自のWEBマンガコンテンツを展開している「GABULI(ガブリ)」。

賞金首となった3人組、これから一体どうするのか!?今回はそんな展開の直後である『GABULI』第6話をレビューします!

「静」と「動」の迫力ある見開き

地下の長に話を付ける為にタフユズ二人と一旦解散し、単独行動に出ようとするリウ

地下に通じるマンホールから上半身を見せユズに淡々と事情を説明するリウの後ろには大勢の賞金稼ぎ達が襲い掛かろうとする姿とそれに1人で対抗するタフの様子が見開きで描かれています。

一切動じず淡々と話続けるリウの表情から、日常的に暴力と喧騒に抗い続け慣れている余裕が見えます。

見開きだけでアクションとキャラクターの性格の「静」と「動」が一目で分かるように表現されているという憎い演出に思わずニヤリとしてしまいます!

そしてリウが去った直後にユズが顔を上げた先には賞金首達を全員倒して平然としているタフが立っていました。

タフの強靭さの理由はMVにアリ!?

タフがその名前通りの並外れた戦闘能力を持つ理由は、もしかするとMVの「ハイド&ハイド」に隠されているのかもしれません。

▼「ハイド&ハイド」MV

幼少期のタフが描かれたストーリー展開で、リウと出会う前に謎の青年と日常を共にしていた様子が伺えます。そしてその青年が殺される姿を隠れて見ていることしか出来なかったという過去を経験し、自分の手で仲間を守れる位強くなりたいと願いその想いから必死で努力して来たのではないでしょうか?

マンガ本編と同時にMVを視聴すると相互的に考察が深まってハマっていきます!

垣間見えるリウの過去

3人を捜索する公安の人物の「NoIDsとの戦争が再び起きるかもしれない」という台詞から場面転換し、棺に献花する喪服のスーツに身を包んだリウと、その背後に立ち「オマエのせいで彼は死んだ」と責めるフードを被った謎の人物のやり取りの回想から、リウの過去について触れることが出来ます。

モノクロで描かれている為フードが何色かは不明ですが、もしかすると第1話の表紙の黄色いフード姿のリウとタフと何か関係性があるかもしれませんね。

ちなみに黄色いフードを被っているという同じ設定の人達が小説「白鴉」の第4話にも登場してるのでこちらも実に興味深い!各1話が3分小説で読みやすいのでこちらも併せて要チェックです!

▼3分小説「白鴉」はこちらからチェック!

地下の長と対面するも!?

そして長と対面するリウ。「話し合い」なんて穏やかな手段がまかり通る筈もなく戦闘モードになってしまう展開はバトルマンガとしてやっぱりアツくなり最高です!

「NoIDs」という立ち位置で公安に対抗していくと同時に、同じ「NoIDs」の組織とも対決していく姿からリウ達が自分自身であらゆる壁をぶち壊して新しい世界を切り開いていこうとする気概が感じられ清々しい気持ちで応援出来ます。

リウは果たして長に打ち勝つことが出来るのか、次回に注目です!

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