ハッピーマンデー法&移動祝日が導入されるまでは「体育の日」だった10月10日。1964年東京オリンピックの開会式が行われた日です。55年前、東京オリンピックの時代にはマンガが何百冊って小さい箱に収まっていつでもどこでもで読めるようになるなんて思いもしなかったんじゃないでしょうか。ある意味、異世界ですよね。
そんな2019年10月10日発売の新刊は、リアルとはちょっと違ったマンガが多いです。いよいよ来年に迫った東京オリンピック&パラリンピックに思いを馳せつつ、チェックしてみましょう♪
私のオススメは16世紀のオスマン帝国にタイムトリップ!5.『夢の雫、黄金の鳥籠』です。
1.『とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲』第15巻
2010年の『このライトノベルがすごい!』2011年版で作品部門1位を獲得し、2014年度でも、「このラノ10年間のベストランキング」1位を獲得し、アニメにもゲームにもなっている大人気シリーズスピンオフのコミカライズ。「とある」シリーズは登場人物だけでも優に100人を超えるとか。絶対に好きなキャラクターが見つかりますね!
2.『世話やきキツネの仙狐さん』第5巻
ある日、常にお疲れのサラリーマン中野が家に帰ると、「仙狐」と名乗る狐の幼女がごはんを作って待っていた!彼女はが齡800歳の神使の狐だそうで…?2019年4月から6月にアニメ化された本作。試し読みをしてみたら私も「やっべー仙狐ちゃんかわいい…うちでもごはん作って待ってほしい…」と思いました。幼女の姿で「甘えていいよ」なんて言っちゃう聖母感とのギャップ、モフモフしっぽ付きって最高か。第5巻の特装版は「お世話シチュエーション」CD付き♥
3. 『ドラゴン、家を買う』第5巻
ドラゴンといったら強いイメージですけれど、主人公レティは類まれな貧弱さを持つ赤竜の子。建築・不動産を生業とするエルフと出会って家探し…?貧弱ドラゴンの住まい探しファンタジー、だと…?読み…たい…と思ってしまうこちら。第5巻、紙のマンガは書店によって購入特典があるみたいですよ!
4.『うちの相方が腐なもんで。』第5巻
腐っているのは女子だけじゃない!なんとこの作品は腐女子と腐男子の大学生カップルのお話。ニッチなジャンルでよくお互いを見つけたね!逃がすなよ!幸せになれよ!なんて声をかけたくなってしまう…。オタ活とリアルな恋愛に忙しいこの二人にどうやら新展開があるようで…?
5.『夢の雫、黄金の鳥籠』第13巻
本日の私の推しはこちら!!!受験生時代、私の記憶に「鉄器文明が始まったのはヒッタイト(紀元前15世紀ごろ)」と刻んでくれた『天は赤い河のほとり』を描いた篠原千絵先生の作品です。本日発売の『夢の雫、黄金の鳥籠』はオスマン帝国皇帝スレイマン1世の妃、ヒュッレム(16世紀頃)の生涯を綴ります。なんと奴隷から側室に、そして后になったんですよ、彼女は!篠原先生の作品は女の子が智恵と勇気と優しさで、道を切り拓いていくのです。奸計渦巻く後宮でヒュッレムは、どのように自らを守り愛を貫くのでしょうか?
おわりに
本日発売のマンガ週刊誌は『週刊少年チャンピオン』、『ヤングジャンプ』、『モーニング』です。この夏10年ぶりくらいに『モーニング』購読を再開したら、『とりぱん』(2005年より連載)が変わらずあってうれしい気持ちになりました。長寿連載万歳。そして単行本で買っている『昨日何食べた?』の最新話を連載で読めるようになりました。でも、待ち焦がれて一気に読む単行本の楽しみは少なくなるかな、と思うと悩ましくもあり…。贅沢な悩みです。
昨日忙しくて、新刊チェックし損ねた~なんて方はこちらをどうぞ!『荒ぶる季節の乙女どもよ。』出てますよ♪