日本中が注目した『100日後に死ぬワニ』の最終回からもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。月日が経つのは早いですね。
「自分たちにもいつか死が訪れること」「日常には愛しく思える瞬間があること」に共感した人は多いと思います。
ところで、作者のきくちゆうき先生による「楽しい日常」を描いた作品はほかにもあることをご存知でしょうか?
それが、『SUPER どうぶつーズ』です。
今回は、8日に発売されたその続編『SUPER SUPER どうぶつーズ』を紹介します!
『スーパーどうぶつーズ』とは?
無料マンガサイト「リイドカフェ」にて2016年9月から連載され、2018年4月に全274ページの大満足ボリューム単行本が発売されました。
主人公は仲良し動物三人組。その名も”どうぶつーズ”!舞台は動物の街「ビッグシティ」です。
気ままでダラダラと生活を送る三人ですが、遊園地をつくることが夢です。
そんな夢を笑う輩も現れますが、楽しく過ごしている彼らは、すでに夢のような生活を手にしているともいえます。
■著者プロフィール
きくちゆうき
漫画家/イラストレーター。2019年末からツイッターで発表開始した『100日後に死ぬワニ』で人気急上昇。かわいくてすこし奇妙な動物キャラクターを次々と生み出し中。 NHK Eテレ『シャキーン!』のショートアニメコーナーのキャラクターデザインのほか、広告関係やアパレルなど漫画以外のメディアでも活躍中の気鋭のクリエイター。
クセになる、かわいいキャラクターたち
『どうぶつーズ』の魅力は、なんといってもキャラクター!
個性豊かなキャラクターたちを紹介します。
🐭ねずみのトニー(27):大切な日に遅刻をしちゃう、うっかりさん。でも仲間想いで、絵を描くことが好き。
🐰うさぎのコニー(27):頭の回転がはやくて、計算高いところも夢の実現に活かしちゃうしっかり者。写真を撮ることが好き。
🐘ぞうのポニー(29):優しい性格だけど、たまに狂気的になる。甘いものが好き。
🐸カエルのペドロ:正直者で正義感がある。彼女がいる。
🐝ビーマスター:薬局カフェ「ビーマスター」の店長。困ったときに助けてくれる兄貴的存在。
起源はLINEスタンプ
「どうぶつーズ」が生まれたのは、2014年に発売されたLINEクリエイターズスタンプです。すごくクセになるキャラクターと汎用性のあるセリフの組み合わせがたまりません!
このLINEスタンプのヒットがきっかけで、きくち先生はイラストレーターとして独立を決めたそうです。
伝えたいことは漫画で伝える
きくち先生は、『100日後に死ぬワニ』が終わったあと、こんなツイートをしています。
漫画の途中からツイートしなくなったのは、作品の邪魔になると思ったからです。
作者が作品の邪魔をするのは良くないなあと。
言いたいこと、伝えたいことは漫画で伝える。漫画家ですから。— きくちゆうき (@yuukikikuchi) March 22, 2020
「伝えたいことは漫画で伝える」
きくち先生のメッセージは、この『どうぶつーズ』にも込められています。まだ読んでいないという方は、ぜひ読んでみてください!
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■概要
作品名:SUPER SUPER どうぶつーズ
著者:きくちゆうき
出版:リイド社
ページ数:274ページ
判型:A5判
発行日:2020年4月8日(水)
定価:1296円+税
ISBN978-4845860463
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