仮面ライダーゼロワンのファンに絶対オススメ!今読みたいAIやアンドロイドを題材にしたマンガはこれだ!!

令和初の仮面ライダーのテーマは「AI」!

2019年9月1日にテレビ朝日で放送が開始された「仮面ライダーゼロワン」。みなさんはご覧になっているでしょうか?

人型AIロボット「ヒューマギア」と人間が共存する社会を舞台にした作品で、第1話から「人間とは何か」というテーマをセンセーショナルに描き話題となりました。

漫画家アシスタントヒューマギアも登場

第5話「カレの情熱まんが道」では漫画家・石墨(いしずみ)をアシストするヒューマギアが登場しました。

主人公・飛電或人(ひでんあると)が石墨に言った

「漫画家は人の心を動かす凄いお仕事なんですよ!」

この台詞に胸が熱くなりました。

そこで、AIやアンドロイドを題材にしたマンガを紹介したいと思います!

AIやアンドロイドと人が共に生きる世界とは!?

AIの遺電子』(著・山田胡瓜)

山田胡瓜
AIの遺電子

元IT記者の経歴を持つ山田胡瓜先生。

山田先生によって描かれるのはヒューマノイド専門の人間の医者・須藤(すどう)と患者を主とした物語。

少し切なくなるエピソードもありますが、柔らかい絵柄で読後に優しい気持ちを残してくれます。

須藤は「モッガディード」という別名で秘密裏に依頼を受けながら売買された母親ヒューマノイドの人格を捜しており、サスペンスとしても楽しめます。

AIの遺電子 1 (少年チャンピオン・コミックス)
山田胡瓜/著

ちなみに山田先生ご自身がゼロワン視聴者にTwitterで紹介していらっしゃいます!

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『機械仕掛けの愛』(著・業田良家)

業田良家/著
機械仕掛けの愛

第17回手塚治虫文化賞を受賞したオムニバス集。

AIを搭載し「ココロ」を持つロボット達による人間への愛情や葛藤が描かれていて、その様子に「本当にこういう風にロボットが感情を持っていてくれいたらいいな」と思わせてくれる作品です。

機械仕掛けの愛(1) (ビッグコミックス)
業田良家/著

現在この作品はマンガアプリ「マンガワン」にて期間限定で公開中です。

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『DOLL』(著・三原ミツカズ)

三原ミツカズ
DOLL

三原ミツカズ先生の「DOLL」の世界ではアンドロイドを美しい絵で官能的に表現されています。全体的に無機質で冷たさを感じさせるのですが、それにより禁忌的な色気を醸し出します。

1巻から登場するアンドロイド改造屋の男の正体と結末は涙なしには読めません。

DOLL 1巻 (FEEL COMICS)
三原ミツカズ/著

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『スキエンティア』(著・戸田誠二)

スキエンティア
戸田誠二/著

高層タワー「スキエンティア・タワー」の周辺で生活する人々の日常をテーマにした近未来SF短編集。

その中の第6話「ロボット」では余命数年となった中年男性が介護ロボットと共に最期の日までを過ごす物語で、「ロボットが人間の日常生活で共存する意義」を丁寧に描いています。

第1話「ボディレンタル」は2008年に「世にも奇妙な物語」でドラマ化もされました。

スキエンティア (ビッグコミックススペシャル)
戸田誠二/著

AIと人間

AIとプロ棋士が対戦したり、AIは人の仕事を奪うのではないかなどと言われていますが、人間がより良く生きる為に手助けしてくれる良きパートナーとして今後も存在し続けて欲しいと願っています。

(個人的には自分の脳内で浮かんだ漫画がそのまま画像になってデータ化されるAIの登場を期待しております!)

今回紹介した作品は本棚にまとめてありますので、こちらからもどうぞ!

仮面ライダーゼロワンの第5話を視聴してみたいという場合は公式アプリ「東映特撮ファンクラブ」に登録することで視聴が可能です。(※月額料金が発生します)