本日発売『クッキー』11月号最速レビュー！最終回『ハコイリのムスメ』珠子の決断の先は？さらに『三日月と流れ星』連載再開など注目の5作品を紹介！

本日2021年9月25日は2ヵ月に1度の集英社「クッキー」の発売日！

表紙＆カラーを飾るのは新シリーズが大反響！アラフォーの蘭世と神谷さんの仲良しコンビが表紙の池野恋先生『ときめきトゥナイト それから』。懐かしいみんなの近況を知ることができ、毎回ワクワクが止まりません！

さらに今月号の「クッキー」は最終回を迎える『ハコイリのムスメ』や連載を再開する『三日月と流れ星』など気になる作品が目白押し！それでは「クッキー」11月号最速レビューと始めていきましょう！

表紙＆カラー32P『ときめきトゥナイト それから』

アラフォーになった蘭世がヒロインの『ときめきトゥナイト』新シリーズも第3話となりました。夫の俊は巨大すい星による災害の復興のため海外に長期滞在し、息子の卓は家を出ているため蘭世は娘の愛良と2人暮らし中。

不穏な人影や玄関前に置かれた謎の石に怯えていた2人でしたが、人影は魔界の王様アロンの指示で2人を見守っていたサンド、石を置いたのは蘭世に一目ぼれをした幼稚園児の仕業となんとも平和な結末でした！

第3話では卓と魔界の姫ココのカップルの近況が描かれました。ココは臨月を迎えるためもうすぐ魔界へ里帰り出産をすることに。そんな時、蘭世は謎の魔界人2人組に連れ去られそうになります！一難去ってまた一難…！

無事に出産を終えたココと卓は魔界で煌びやかな結婚式を開きます。幼い頃からずっと見てきたあの卓が…と、成長の軌跡を思い出して筆者も蘭世と同じく感無量な気持ちになりました！それにしても蘭世は42歳でおばあちゃんになるなんて若いですね。新たな命が誕生してまた賑やかになりそうな予感です！

巻頭カラー62P『これは経費で落ちません！~経理部の森若さん~』

『これは経費で落ちません！~経理部の森若さん~』はシリーズ累計100万部突破の青木祐子先生原作のコミカライズ作品です。真面目で堅物な経理部の森若沙名子（もりわかさなこ）が、領収書から見えてくる社内の様々な疑惑を鮮やかに解決していく実写ドラマ化もされた人気作です！

森若さんが見つけた役員秘書 有本マリナの副業疑惑から始まった騒動は、会社を巻き込む買収問題にまで発展しました。周りの協力もあり、マリナへの制裁、そして買収騒動も無事解決。怒涛の日々から一転、再びいつもの平和な日常に戻ります。

今月号では貴重な森若さんと彼氏である太陽との甘いひとときが見れます！太陽の前ではこんなにも安心した笑顔を向けるようになったのか、と可愛い姿にこちらまで心臓を掴まれました。しかし、また新たな騒動に森若さんが巻き込まれていきそうなラストに今から続きが待ちきれません！

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最終回カラー60P『ハコイリのムスメ』

箱入り娘のお嬢様、園田珠子（そのだたまこ）と津川紀之（つがわのりゆき）の偽装婚約から始まった2人の恋愛はついに最終回を迎えました！

紀之のジャーナリストになりたいという夢を応援するため、珠子は最後のデートで幸せを噛みしめたてから紀之に別れを告げました。ひとり実家に帰り、当主であるおじいちゃんと対峙をする珠子が出した条件はただ一つ、津川家に手を出さないこと。それさえ守ってくれれば園田家の娘としてずっと居ると強い覚悟で迫ります。

厳格なおじいちゃんは認めるはずもなく津川家に制裁を与えようとしますが、最後は折れて珠子の条件を飲むことに。泣きながら感謝する珠子を見ながら、あれこのまま2人は結ばれないの？と不安がよぎります。

そのまま2年の月日が流れ、2人はそれぞれ新たな道を歩んでいきます。珠子はなんと和食中心のキッチンカー始め、紀之はジャーナリストになる足掛かりに世界を旅して解説する動画チャンネルの配信者になりました。2人の道はもう交わることがないのか？ぜひその結末を見届けてください！

そして次号では番外編の掲載が決定！珠子ロスはどうやらまだ免れそうです！

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カラー55P『アンサー』

Maria先生が描く美しい画と繊細な心理描写が魅力の『アンサー』。自己肯定感が低く4歳年下の彼氏にも言い返す言葉を飲み込んでしまうアラサー女子のマンガ家、上野真波（うえのまな）が少しずつ自分を認めながら変わっていこうとするヒーリングラブストーリーです。

彼氏の尊（みこと）が浮気していることに対しても向き合えていなかったが真波が、ついに彼氏に別れを切り出し家から追い出すこと成功！謝りつつも言葉の節々に真波を責める言葉をメールで送り続ける尊に、真波は飲み込まれそうになります。しかし、担当編集者である斎（いつき）が掛けてくれる温かい肯定の言葉に再び前を向き直しました。

今月号ではこれまで深堀されてこなかった斎に焦点が当たります。アルコール依存症の父による暴言と暴力に苦しむ母を助ける為に、斎は父を騙してアルコール依存症専門の病院へ入院させることに成功します。その足で真波と会った斎は、真波の置かれている現状に憤りをあらわにするのでした。

お互いに思いやる真波と斎の関係にも注目ですが、今回はさらに謎の母娘も登場。どうやら斎と関係があるらしいのですが、物語にどのように影響してくるのか謎が残ります…！

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連載再開『三日月と流れ星』

充希（みつき）が高校1年生の時に恋をしたのは、18歳年上・妻と死別・子持ちのカフェ店員 浅井隆聖（あさいりゅうせい）。充希のピュアで真っ直ぐな恋を描いた椎名あゆみ先生の『三日月と流れ星』がついに連載再開です！さらに今月号は2本立て！

大学生になり一度は両想いになれた充希と浅井さんでしたが、息子の玲於（れお）との三角関係となったことがきっかけで別れることを決意。数年の時を経て、再び出会った2人はついに6年越しの愛を実らせます！

幸せな日々を過ごす2人ですが、浅井さんにはまだどうしても乗り越えられないことが胸のしこりとして残ります。それは死別した妻 玲花（れいか）に対して、闘病中に頑張れと言い続けてしまったという後悔でした。それを知った玲於は玲花が生前に残した動画を観るように説得します。そこには浅井さんへの感謝と幸せを全力で願う姿があるのでした。

さらに同時掲載の回では浅井さんが充希の母とついに対面！怒涛の質問攻めの最後に「このおつきあいに未来はありますか？」と聞かれた浅井さんはなんと答えたのか...お見逃しなく！

これまで遠回りした分、まだまだ2人の甘い様子が見たいです！！

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「クッキー」2022年1月号は11月26日発売！

次号の表紙＆巻頭カラーは受験までラストスパートとなった『初めて恋をした日に読む話』が目印です！さらに新刊6巻が2021年10月25日に発売される『日に流れて橋に行く』や、『ハコイリのムスメ』の番外編など要チェック作品が目白押しです！

次号の「クッキー」1月号は2021年11月26日発売予定です！

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