『スポットライト』2巻最速レビュー！感情のシャッターチャンスを見逃すな！

三浦風先生による大学ミスコンをテーマに描かれた作品『スポットライト』の第2巻が2021年4月23日に発売されました！

『スポットライト』とは

一眼レフを持ち歩いている陰キャラ大学生斎藤恭平が入学早々一目惚れした同級生の小川あやめを盗撮していたことが本人にバレて関係終了する所から物語は動き始めます。その後予想外の展開で2人がミスコンの出演者とカメラマンとしてぎこちない距離感で関わっていく姿が描かれます。

1巻ラストの振り返り

ミスコンの主催者である逸崎元貴に片思いをしているあやめ。元喜を振り向かせる為にミスコンに出場することを決意します。

隠し撮りをしていたことをあやめに知られ軽蔑される恭平。嫌われると分かっていて、それでも今の自分の感情をストレートにあやめに吐露する恭平。そして意外にもその考え方にも一理ある、と恭平の言葉に納得してしまうあやめ。不思議な関係性に今後の展開が気になる幕引きでした。

1巻の詳細レビューはこちらから

『スポットライト』陰も陽も苦しいほどに詰め込んだ青春がそこにある | アル

『スポットライト』は三浦風先生による、2020年7月号よりアフタヌーンで連載されている作品です。2021年1月21日に待望のコミックス第1巻が発売されました！出会った瞬間、青春の始まり一眼レフを持ち

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2巻で縮まる？2人の距離感

2巻ではミスコン参加者の専属カメラマンに任命された恭平が、大勢の好奇の目に晒され迷いや苦しみの感情に振り回されるあやめの今そこでしか味わえない表情をフィルターに収めようとします。

自分の知らなかった感情に唐突に気づかされる。それは苦しいことでもありますが、一歩前へ進むために必要な儀式でもあります。

2巻で少しずつ明らかになる自分の感情

『スポットライト』は靄がかかって覆われていた自分の本当の感情を、恭平とあやめの2人がお互いに感化されながら少しずつ明らかにしていく物語だと筆者は感じます。

本当の気持ちに気づかせてくれるのは必ずしも自分が最初から好意を抱いている人間ではないという点もまたリアルです。

自分があやめを好きと思う気持ちの正体を少しずつ掴みつつある恭平。あやめはそんな恭平が見せる真摯な姿勢に次第にプラスの感情を抱き始めている気がします。

早くスポットライトを浴びたいアナタに

3巻発売まで待ちきれないアナタには月刊アフタヌーン本誌を追いかけるか、コミックDAYSの定期購読で雑誌丸ごと網羅することをオススメしますよ！

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感情と衝動を1枚の写真に収めることで出逢える新たな世界