今年買い込んだマンガをなるべく今年のうちに読んでおきたい。ああどれから手を付けようかと考えているうちに、また新しい作品に出会ってしまう……。
「最近読みたいマンガに出会えていない」とお悩みの方や「みんな何読んでるんだろう?」と気になっている方必見!本記事では、アルライターが最近ドクリョーした作品を各ライターのコメントとともにご紹介します。
今回の選書は最近発売された新刊が多くなりました。11月も豊作でしたね!
目次
- 『金田一37歳の事件簿』第11巻(イサミ)
- 『藤本タツキ短編集22-26』第1巻(もり氏)
- 『WIND BREAKER』第4巻(みっちー)
- 『それでも君を幸せにしたい』第1巻(たけのこ)
- 『重版出来!』第17巻(すぎゆう)
- 『ダーウィン事変』第3巻(うなぎ)
- 『スインギンドラゴンタイガーブギ』第6巻(そふえ)
- 『夏の手』第1巻(Kanna Sato)
- 読んだ作品の記録は「ドクリョー」で
さらに見る
『金田一37歳の事件簿』第11巻(イサミ)
イサミさんが読んだのは、2021年10月21日に発売された原作 天樹征丸先生、さとうふみや先生の『金田一37歳の事件簿』第11巻。
かの金田一少年は、いつしか小さな会社で働くしがないサラリーマンに。もう謎を解きたくないとぼやく37歳の金田一ですが、毎度事件に巻き込まれてしまいます。11巻では綾瀬連続殺人事件が解決へ。僕は、金田一シリーズの見どころは犯人の動機をきっちりと示すことにあると思っていて、今回も殺人を犯してしまうまでの経緯や心情がしっかりと描かれていました。そして、今後の展開に重要なKeyとなりそうな意味深な描写も...。まだまだ楽しめそうです!
さっそく読んでみる!
『藤本タツキ短編集22-26』第1巻(もり氏)
もり氏さんが読んだのは、2021年11月4日に発売された藤本タツキ先生の『藤本タツキ短編集22-26』第1巻。
『チェンソーマン』『ルックバック』の著者、藤本タツキ先生の初期短編集第2弾となる本作。4本の短編からは後々の大ヒット作に繋がることを感じさせる独創的な世界観と、感性が爆発した瑞々しさを孕んだ狂気のような感情を体感できます。読者の心にこびりついて剥がれない、先生の初期衝動の詰まった珠玉の短編はもちろん、あとがきの藤本タツキ先生のメッセージも込みで最高に楽しめる1冊です。エンタメの新境地を堪能してください。
さっそく読んでみる!
『WIND BREAKER』第4巻(みっちー)
みっちーさんが読んだのは、2021年11月9日に発売されたにいさとる先生の『WIND BREAKER』第4巻。
不良の名門「風鈴高校」の生徒たちは、なんと街を守る英雄。そのてっぺんを目指す1年生・桜遥とその仲間たちの成長と活躍は、ワクワクとあったかさを感じさせてくれます。第4巻ではライバルチームとの対決がクライマックス!風鈴のトップ・梅宮の背負っているものの大きさと、拳だけじゃない本当の強さが垣間見えて震えます…!その姿を見て拳で対話することの意味を知ろうとする桜が、今後どう変化していくのかがとっても楽しみです。
さっそく読んでみる!
『それでも君を幸せにしたい』第1巻(たけのこ)
たけのこさんが読んだのは、2021年11月8日に発売された原作 野呂俊介先生、作画 ときゎ先生の『それでも君を幸せにしたい』第1巻。
原作:野呂俊介先生、作画:ときゎ先生という、実力者二人の強力タッグにより生み出されたラブコメマンガです! SNSのやりとりは続けていたものの9年間会っていなかった主人公とヒロイン。再会を機に主人公はみずからの思いを伝えますが、彼女にはある秘密があったのでした……。つきあうところから始まるラブコメなので、見ているこちらも幸せな気分になります。それに前述の秘密をフックにしてくり広げられるコメディ部分のテンポがとても良く、思わず笑ってしまいます。
さっそく読んでみる!
『重版出来!』第17巻(すぎゆう)
すぎゆうさんが読んだのは、松田奈緒子先生の『重版出来!』第17巻。
マンガ編集者の黒沢心を中心に、「マンガ」を作る人と支える人たちを描く『重版出来!』。17巻のメインは『ピーヴ遷移』の作者・中田伯。伯は師である三蔵山先生の「すべて見よ」という言葉を素直に受け止め、目の前のものを、見たくないものだとしても見ようと努めます。その伯の姿は、以前では到底考えられなかったような成長の証そのもの。苦しみながらも前に進む伯に勇気をもらえる、要の17巻です。
さっそく読んでみる!
『ダーウィン事変』第3巻(うなぎ)
ドクリョー記事に初登場!うなぎさんが読んだのは、2021年11月22日に発売されたうめざわしゅん先生の『ダーウィン事変』第3巻。
うめざわしゅん先生の最新作。半人間・半チンパンジーの”ヒューマンジー”であるチャーリーは人間の高校で生活を送っていましたが、「動物解放」を掲げるテロ組織は、彼を動物たちの代弁者として担ぎ上げようとします。日常に踏み込まれ、変化していく環境。大きく燃え上がった火は、第3巻、より深刻なトラブルへと変容していきます。2巻までの勢いをさらに加速させて進んでいく物語に興奮が止まりません。
さっそく読んでみる!
『スインギンドラゴンタイガーブギ』第6巻(そふえ)
そふえさんが読んだのは、2021年11月22日に発売された灰田高鴻先生の『スインギンドラゴンタイガーブギ』第6巻。
戦後のジャズの夜明けを描いた本作品、万感の最終巻!戦後日本、黎明期の芸能界に飛び込んだ一人の少女を主人公に、スリリングな人間模様と、日本とアメリカ双方の人々が抱える悩みや野望が渦巻きます!ジャズを通して出会った彼らは、それぞれの道を歩みながらも、時にはセッションで同じ曲を奏で、また別の時には観客としてその場を楽しむのです。プレイヤーたちが音楽を通じて語り合う魔法のような時間を羨ましく感じながら、音楽の持つ魅力と戦後が持つエネルギッシュなパワーに魅了された一冊でした!
さっそく読んでみる!
『夏の手』第1巻(Kanna Sato)
Kanna Satoが読んだのは、大橋裕之先生の『夏の手』第1巻。
クレイジーな女の子みっちゃんに魅せられた少年たちが、彼女のために"夏さん"を日本に連れてくる冒険物語。夏さんの手は氷みたいに冷たかったけれど、夏はたしかに暑かった。みっちゃんは幻みたいな子だったけれど、たしかにそこにいた……。 自分の感じた世界こそが現実。夢もデータも妄想も、本当かどうかは自分が決める。感覚がすべてだったあの頃みたいに、身につけた知識でわかった気にならず世界を感じたくなる1冊です。
さっそく読んでみる!
気になる作品はありましたか?マンガを読み終わったら、ぜひ「ドクリョー」を使って記録&シェアしてみてくださいね!
読んだ作品の記録は「ドクリョー」で
アルのサービス「ドクリョー」では、自分の読んだ作品をかんたんに記録しておくことができます。
作品の感想を1巻ごとに記録できたり、月ごとに何冊読んだかグラフで確認できたりと、マンガをたくさん読む方にぴったりのサービスです。感想はSNSでシェアすることも!
ドクリョーの使い方(スマートフォン/PCどちらでもOK!)
①Twitter / Facebook / Googleアカウント のいずれかで新規登録・ログインする
②「シェア画像を作成」ボタンから進み、読んだマンガを選択&感想を書いたら「ドクリョーして画像を作成する」ボタンを押す
③ドクリョー完了!ぜひTwitterでもシェアを!
ドクリョーした作品はいつでもマイページから確認できます。
利用はもちろん無料。アルにログインすればどなたでもご利用いただけます。あなたのマンガライフの充実にぜひお役立てください!