本日2021年10月4日は『スピリッツ』44号発売日!
表紙を飾るのは「馬鹿騒ぎ」をコンセプトにハツラツとした新生アイドルグループ「#ババババンビ」の皆さんです!
新連載『15分の少女たち-アイドルのつくりかた-』
「少年ジャンプ+」にて天才画家・エレンと凡才の広告デザイナー光一のクリエイティブな生き様を描く連載作品『左ききのエレン』の原作を担当するかっぴー先生がストーリーを手掛け、新鋭作家・戸井理恵先生の作画によって動き出す新連載『15分の少女たち-アイドルのつくりかた-』。
【🎉本日 連載開始🎉】
本日発売の週刊スピリッツで、新連載がはじまりました。
「15分の少女たち-アイドルのつくりかた-」
アイドルと、彼女たちを売る大人たちのお仕事漫画です。ぜひ読んでください! pic.twitter.com/0owiwkRNS5— かっぴー/🆕15分の少女たち/左ききのエレン (@nora_ito) October 4, 2021
「マリリン・モンロー」や「キャンベルのスープ缶」のシルクスクリーンアートで有名なポップアートの旗手であるアンディ・ウォーホルの名言「誰もが15分だけは有名になれる」を冒頭で掲げ、その15分を越えられる特別なアイドルを目指す少女・アイカとアイドルマネジメントの青年・小林を中心に「アイドル」という商品をどうパッケージデザインし売り出していくか目論む大人達の商業的目線で描かれていくというのが垣間見える第1話で、広告代理店のデザイナーを経験し、商業目線を持つかっぴー先生だからこそ作れる世界観だと感じました。
今後どんなことがあっても折れずに進むアイカと彼女達をきちんと守り精神的支柱となっていく小林の成長を見届け応援したくなる作品です!
『機動戦士ガンダム バンディエラ』
宇宙世紀0079、「ジオン軍」の特殊部隊にて「左利きのザク」として戦う戦士・ユーリーが主人公の新たなガンダムシリーズ作品『機動戦士ガンダム バンディエラ』。
戦争に勝つ為、ユーリを支える為、平和の為に選んだセリダの決断は、物語の大きな「フラグ」になってしまうのではないでしょうか。
基本的にガンダムシリーズは重圧感のあるストーリー展開なので明るい希望のあるフラグではないだおろうな、と悲しさが込み上げて来ました。
セリダを始め、回を追うごとにユーリを取り巻く人々が徐々に大きな選択を強いられていく場面が増していき、緊張感でヒリつく空気が誌面から強く伝わります。
▼第1話試し読み
『新九郎、奔る!』
戦国大名の先駆け的存在・伊勢新九郎(後の北条早雲)を題材にしたゆうきまさみ先生による歴史マンガ『新九郎、奔る!』。
太田道灌(おおたどうかん)との交渉の突破口が狐の情報から見えて来た新九郎の様子にバトルマンガを読んだ時の様な高揚感を覚え、早くも続きが読みたくなってきました!
作品の第1話から何かと登場する新九郎のアドバイザー(?)的存在である狐が物語を動かしていってくれるのがこの作品の魅力でもあり大好きなので嬉しい展開です!
また個人的に、作中の道灌の背景に登場した「竹に雀」の家紋が筆者の地元である仙台の戦国大名である伊達政宗の家紋に似ていると気付き、その流れで理由や歴史を調べて勉強することでより本編への深度と親しみが湧いてきています。
▼第1話試し読み
『ひらやすみ』
お世話になっていた大家の平屋を遺産として譲り受けた青年・生田ヒロトと同居する大学生のいとこ・なつみのゆるやかな日常を描く『ひらやすみ』。
元々不動産会社の担当社員・立花よもぎとの因縁を持ってしまっていたヒロトなのでいずれ衝突はあるだろうなといつもハラハラしていたのですが、真造先生の優しい作風により和んでいき心地良い夏の風景に癒されるエピソードでした。
そしてヒロトが落ち込んでいる時の癖が知れて面白かったです!
▼第1話試し読み
次号発売日
次号45号は2021年10月11日発売!
巻頭カラーはドラマ放送が同年10月16日に差し迫っている『二月の勝者』、センターカラーは『チ。-地球の運動について-』、『教場』の二作品です!
OGP及び記事内画像はスピリッツ公式ページよりhttps://bigcomicbros.net/magazines/65309/