2021年10月27日は『月刊!スピリッツ』12月号発売日!
博物館で働く人々と舞台裏を描く『へんなものみっけ!』のヒロイン・清棲あかりが目印のこの表紙のイラストは、単行本に掛け替えられる今号付録の表紙カバーにも使用されています!(カバー付録は書籍版のみとなります)
『へんなものみっけ!』
市役所勤務の主人公・薄井透が博物館に出向して博物館の鳥類・ほ乳類担当の研究者・清棲あかりと出会い、お役所的な「いかにムダを省くか」ではなく「何を未来に残すか」を考え働いていくマンガ『へんなものみっけ!』。
今号は清棲の師匠にあたる人物の南極での鳥の調査をしている様子が描かれたエピソード。南極の鳥類の生態、極地が温暖化で影響を受ける現実を目の当たりにしその光景を「残したい」という強い想いとエネルギーが丁寧に描かれています。
その背中を見て心を動かされる清棲の様子に、近い未来での前進と別れ想像させられました。
また、今号では「小学館の図鑑 NEO」とのコラボ記事も掲載されており、大人が読んでも楽しい内容なので是非チェックして下さい!
▼第1話試し読み
『暗殺後宮』
極悪非道の政治家・王皓を父に持つ自身の正体を隠しながら見習い女官として幼い皇帝を守る主人公・王花鈴(おうかりん)の物語『暗殺後宮』。
一人前の女官になるための最終試験とされるお茶会の現場で、暗殺に長けた花鈴による巧みな妨害策はリズミカルでどこかコントの様にも見え、読んでいて心地よさと笑いが込み上げて来ます。
▼第1話試し読み
読み切り『デジャヴ』
スピリッツ賞を受賞したSoe先生の読み切り作品『デジャヴ』は美術予備校に通う主人公の青年・伊藤シキがオリジナリティを見いだせず毎日同じ生活を繰り返す中である人物と出会い、その人物が語った「悩んでいる時考える様にしていること」を聞き前進するストーリーです。
今日発売の月刊!スピリッツ12月号に読み切り26P載ってます!
デジャヴ(既視感)に襲われる話です pic.twitter.com/fOTFYWE32H— Soe@固ツイ漫画 (@Soe_chimi) October 27, 2021
独特で不思議で幻想的な世界観に、「そういう考え方もありかも」と思える新鮮さを感じさせる美しい作品でした。
読み切り『果てのギロチン』
原作:渡辺瑛心先生、作画:津上昌也先生による読み切り作品『果てのギロチン』。
本日発売の月刊!スピリッツに『果てのギロチン』という読切を掲載して頂きました。よかったら是非❗️https://t.co/VZSrFfSqeC pic.twitter.com/23EoVb9sMy— 津上昌也 (@Makaje_Gt) October 27, 2021
無暗に殺さずに、寿命を迎えた時に現れて慎ましく命を刈り取る様な「幸せな臨終」を信条にしている死神・ギロチンが自殺しようとする若者・果野彩芽に出会う物語。
現在の寿命100年時代を背景にした死神をモチーフにした話は興味深く、そして「死」を身近に感じさせると同時に「生きる」ことを改めて考えさせられる面白い作品でした!
次号発売日
次号2022年1月号は2021年11月27日に発売です!
表紙&巻頭カラーに『スノウボールアース』、そして『スピリッツ』連載の人気作『土竜の唄』映画化記念の特別読み切りと主演の生田斗真さん×主題歌担当関ジャニ∞による特別鼎談が掲載されますのでファンの方はお見逃しなく!
OGP及び記事内画像は月刊!スピリッツ公式ページよりhttps://bigcomicbros.net/magazines/68349/