そして、それでもマンガは続く

どんな作品でも、それに興奮し、涙を流し、時には怒って時には笑って、そんな夢中になる読者は必ずいるはずです。

売り上げ、PV、バズといったデータがエビデンスになって、人気作という判りやすいレッテルを貼られる作品もあれば、砂浜の中で自分だけの宝石を見つけたような喜びをくれる作品もあります。今年、あなたはどんな作品と出会えたでしょうか。

好きだ!ということを発信し続けることは大切です。その言葉、その気持ちは種となって未来に必ず花を咲かせるでしょう。それが、自分自身の気づかない遠い場所であっても、その花は、誰かの新しい好きの気持ちを生む切っ掛けとなるはずです。気持ちは永遠で、誰かと繋がっていきます。

さよなら私のクラマー

伝えたい気持ちを糧に、愛する作品を紹介することを使命として、アルは記事を出し続けています。未熟なこともあったと思います。思いが上滑りしたときもあるかもしれません。そしてそれら全ては、マンガ愛を声高に伝えたいと云う生々しい思いの言語化でした。

「マンガを好きで良かった!」そう言える明日の自分を信じて、目眩く興奮を探して今日もページを捲ります。2022年、わたしたちは自身を虜にする何本のマンガと出会えるでしょうか。アルが、そんな未来へのドキドキの一片にでもなれたとしたら、これほど幸福なことはありません。

マンガはいつまでも続きます。