「おしぐちコレクションから見る海外マンガ展」が開催中。世界を知れば日本も見える!

海外マンガはお好きですか?「日本のマンガは海外でも人気があるよね」と思っている人は多いと思うのですが、では逆はどうでしょうか。海外のマンガの魅力を、日本に住む私たちは知っているでしょうか...!

いま、明治大学 米沢嘉博(よねざわ・よしひろ)記念図書館にて
「おしぐちコレクションから見る海外マンガ展」が開催されています。

マンガ好きなアルミン(アルを愛する人の呼称)なら、この機会、逃すわけにはまいりません。

ハパ

現実逃避で例の創作世界がはじまる #浅草氏 (3巻)


展示内容は?

書店員、編集者、マンガ評論家と、様々な角度で海外マンガに関わってきたおしぐちたかしさん。そんなおしぐちさんのコレクションを通して、日本における海外マンガの受容について考えます。また、これまであまり注目されることのなかった、おしぐちさんの果たしてきた役割の重要性にも焦点をあてる展示内容です。おしぐちさんがいなかったら、日本における海外マンガの認識ってどうなっていたんでしょう。功労者すぎます。総額でいくらの価値があるんだっていう話でもあります。

展示の期間は?

会期は2期に分かれています。

前期は11月15日(金)~12月9日(月)
後期は12月13日(金)~1月27日(月)です

前期はビル・シンケビッチなど90年代ペイント系作家の原画を中心に、
後期はマイク・ミニョーラ「ヘルボーイ」原画を中心に展示されます。

この記事の執筆時で前期は残り一週間!(書くの遅くてすみません!!!)今週中にGOです!むしろこの記事を読んだら今すぐどうぞ!

会場について

会場は明治大学 米沢嘉博(よねざわ・よしひろ)記念図書館です。

場所が若干わかりにくいようなので、こちらのmapもご覧ください

明治大学 米沢嘉博記念図書館
東京都千代田区神田猿楽町1-7-1
TEL 03-3296-4554

イベント情報

  1. 1990年代海外マンガ紹介における「まんがの森」おしぐち氏の役割


    日時:2019年12月7日(土)16:00-17:30
    出演:多田涼士(デザイナー)、小田切博(ライター)
    料金:無料 ※会員登録料金(1日会員330円~)が別途必要

  2. 1980年代から90年代の若者文化におけるマンガと海外(仮題)


    日時:2020年1月18日(土)16:00-17:30
    出演:おしぐちたかし(マンガ評論家、編集者)、夏目房之介(マンガ・コラムニスト)
    料金:無料

  3. ギャラリートーク(全3回開催)


    日時:2019年11月30日(土)、12月14日(土)、2020年1月11日(土) 各回とも16:30-17:00
    内容:展示担当者の椎名ゆかりさんや、小田切博(おだぎりひろし)さんが展示を案内してくれます
    料金:無料

おしぐちたかしさんについて

マンガ評論家、編集者。1955年生まれ。福岡県出身。地元福岡の大学を卒業後、神戸の会社に就職。神戸で書店主催のマンガサークルに出会い、マンガ・アニメファンとの交流を深め、人脈を拡げる。

かつては故飯島愛さんのCMでもお馴染みだった書店「まんがの森」の名店長でありキュレーターでもあったおしぐちさん。日本における海外マンガの普及を語るときに欠かせない人です。

海外マンガの魅力に気づいたのは雑誌『COM』に掲載された小野耕世さんの「海外まんが紹介」がきっかけとのこと。

ご本人のアカウントで、展示品についての情報も随時ツイートされているので要チェックです


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