2021年5月17日から放送がスタートしたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」。
舞台となる宮城県登米市(とめし)はマンガ家・石ノ森章太郎先生の出身地であることから作中でも石ノ森章太郎先生について話題となるシーンが散見されました。(そして実は『AKIRA』の大友克洋先生、『ワン・ゼロ』の佐藤史生先生、石森プロ所属のシュガー佐藤先生の故郷でもあります!)
石ノ森章太郎ふるさと記念館でのオフショット📸
赤いマフラーも身につけて、大はしゃぎの朝岡さんでした!#清原果耶 さん#西島秀俊 さん#でんでん さん#おかえりモネ #朝ドラ#モネオフショット pic.twitter.com/TfgKpsbor8— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) May 20, 2021
そこで今回は石ノ森章太郎先生に関する情報とマンガ5作品を紹介させて頂きます!
石ノ森章太郎先生について
マンガ家・石ノ森章太郎先生は1938年1月25日、宮城県の登米市石森町で生まれました。(ペンネームである「石ノ森」はここから来ています。)
マンガ雑誌「漫画少年」の投稿仲間と共に「東日本漫画研究会」を結成後、肉筆回覧誌「墨汁一滴」を創刊します。その後「マンガの神様」として有名な手塚治虫先生の後押しがあり「漫画少年」から『二級天使』を発表しプロデビューを果たします。
そしてマンガ家達が集うアパート「トキワ荘」で仲間達と切磋琢磨し創作を続けます。
作品数は770作品に及ぶことでギネスにも登録され、今も尚「マンガの王様」として作品が愛され続けるマンガ家です。
石ノ森章太郎先生の作品紹介
『仮面ライダー』
人気ヒーロー番組「仮面ライダー」シリーズの原点とも言える作品。
世界征服を企む謎の組織「ショッカー」に「選ばれた優れた人間」として拉致された上に改造手術でサイボーグとなり強靭な肉体を与えられた城北大学の学生・本郷猛(ほんごうたけし)が、その力を使い人類の平和を守る「仮面ライダー」としてショッカーに立ち向かう物語です。
今年で『仮面ライダー』シリーズは50周年を迎えますます目が離せません!
▼第1話試し読み
『秘密戦隊ゴレンジャー』
こちらも人気ヒーロー番組「スーパー戦隊」シリーズの原点です。
歌舞伎の演目「白波五人男」から着想を得たというこちらの作品は、少林寺拳法の主である父から超人的な力を発揮するコスチュームを着て仲間と敵に立ち向かう様に命じられた主人公・海城ツヨシ達の物語。「スーパー戦隊」45周年を迎える今年、原点を読み返してみてはいかがでしょうか。
▼第1話試し読み
『HOTEL』
2000年にドラマ化されたホテルで働く人々にスポットライトを当てた作品。
きらびやかなイメージを抱くホテルで働く裏側の大変さ、感動を味わえるヒューマンドラマです。
新人、中堅、ベテランの働きぶりが世代や性別を問わず楽しめます。
『サイボーグ009』
「戦争」を商売にする為に暗躍する組織「死の商人(ブラックゴースト)」によって戦争兵器として強制的に拉致され改造された9人が敵に抗い奮闘する物語。
戦争、同じ人間同士が争う悲しさを描く作品です。
▼第1話試し読み
『マンガ日本の歴史』
旧石器時代から1990年代の日本の歴史を描いた超大作。
小学生時代、図書室や教室にあって何となく読んでいたという方もいるのではないでしょうか?
最近では中央公論新社より新装版が発売され、クイズ系YouTuber「QuizKnock」のクイズの題材としても使用されました!
日本史の勉強、歴史の流れを振り返りたいという時に頼りになる作品です。
▼新装版『マンガ日本の歴史』情報
石ノ森先生の作品は他にもたくさん!
今回は5作品を紹介しましたが、石ノ森先生の作品は本当に多数ありますので是非「アル」で「石ノ森章太郎」と検索して本記事で掲載した作品以外も調べて見て下さい!
また可能な方は石ノ森章太郎先生に関する施設「石ノ森章太郎ふるさと記念館」や「石ノ森萬画館」等に足を運んでみてはいかがでしょうか?
そして引き続き「おかえりモネ」の今後にも注目しましょう!
OGP画像はNHK『おかえりモネ」公式ページより
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