『さよなら私のクラマー』は月刊少年マガジンで2016年から現在も大好評連載中の「女子サッカー」に懸ける高校生達をテーマにした、戦う女子達の姿が勇ましい青春スポーツマンガです。2013年に講談社漫画賞少年部門を受賞した『四月は君の嘘』の作者でもある新川直司先生による作品です。
女子サッカーを取り巻く環境
世界中で熱狂を巻き起こすスポーツ、それがサッカーです。日本代表が2018年のロシアW杯でベスト16に入った記憶も新しいですが、それはあくまで「男子」の話。
近年の女子サッカーを取り巻く環境は厳しく、2011年の女子W杯で優勝し一躍話題になった後のシーズンには1試合平均2700人まで増加するも、徐々に動員数は減少し2018年には1部リーグでも平均入場者数が1400人にまで落ち込んでいるのが現状です。
女子サッカーの新しい「火」となる作品
そんな現状の中2016年に連載開始された『さよなら私のクラマー』。敢えて女子サッカーというジャンルを描き、普段は至ってどこにでもいるような普通の女子高生達が「サッカー」に青春を捧げます。まだ16〜18歳という年齢ながらも日本の女子サッカー会の未来を見据え闘う選手も。
女子サッカーの魅力が厳選されたコマで熱くなろう!
女子サッカーって男子に比べるとどうも迫力が、とかあんまり知ってる選手がいないからなぁ、など思っているそこのアナタ!女子サッカーがどれだけ熱いか、本作品のコマを見ればきっと胸に刺さるものがあるハズ!コマ投稿OKな本作品の魅力がぎゅうぎゅうに詰まった厳選コマを早速みていきましょう!!
1 環境のせいで死んでいく選手
突出した才能があってもそれを活かせずに才能が潰れていくケースも。チームに恵まれずに消えた才能も。第1話で描かれる女子サッカーの抱える苦悩を切り出したかのようなコマ。
2 女子サッカーをなめるな
舐められたままではいられない。ここから始まる巻き返しを予感させる一コマ。
3 ワクワクに勝るものなし
どれだけ整備された快適な道も、この道をいけばどうなるんだろうというワクワクには勝てない。たとえそれがイバラ道でもね、なコマ。
4 指導者の矜持
指導者として全身全霊を持って選手達と向き合う姿勢を感じる一コマ。
5 魅了する者
観る者を否応なしに惹きつける華麗なプレー。天から与えられた才能を目の当たりにしうっとりな一コマ。
6 地獄に落ちろ
怒りを爆発させた時に降臨する金剛力士像の存在感たるや。怒りの感情はマックスボルテージ!なコマ。
7 ああんっ!?
試合中の気性の荒さもある意味選手の魅力の1つなのかしらん?な一コマ。
8 自分は、何者にでもなれる
本作の中でも名言中の名言。倒れても倒れても、ひたすら前を向く姿に観客は勇気をもらう。サッカーの良さってそういうところにあるんだよな、な一コマ。
9 仲間を見つけた喜び
気の合う仲間に会えるってステキなことだよね。目も輝いちゃうよね、なコマ。
10 仲間とボールを蹴れる喜び
中学時代、たった一人でボールを蹴っていた恩田希。こうして仲間とボールを蹴られることがどれだけの喜びなのか。当たり前のようでそうではない幸せを丁寧に描いたコマ。
11 地獄の、、、
ストライカーたる者負けん気の強さは大事だけど流石に口が悪すぎるぞ!なコマ。
12 あきらめない
周りにどれだけ言われようが、やると決めたらあとは自分の気持ち1つ。諦めないことの大切さをこの作品は教えてくれます。
『さよなら私のクラマー』の魅力が12のコマで伝わりましたでしょうか?12という数字はサッカーにとって特別な意味を数字で、11人のフィールドプレーヤーの次の番号であることから「12番目の選手」という意味でチームのサポーターを指す番号として使われています。
『さよなら私のクラマー』を読んで女子サッカーの面白さを実感することがまずサポートの一歩目です。女子サッカーの火を再び熱く燃やすために皆で本作品を応援しましょう!そしてコマ投稿もどしどし活用していきましょー!!