それでも歩は寄せてくる

概要

『それでも歩は寄せてくる』は山本崇一朗先生による作品です。『週刊少年マガジン』で2019年14号より連載されています。2022年にはアニメ化される旨が発表されました。

あらすじ

たった2人の将棋部の部長八乙女うるしと1学年下の将棋部員、将棋も恋もまっすぐ寄せにいくタイプの田中歩。

元剣道部の歩は、うるしに密かに片想い中。その真っ直ぐな性格からついつい毎度プロポーズのような甘い言葉をストレートに伝えています。

それでも歩は寄せてくる

将棋でうるしに勝ったら告白すると心に決めている歩。うるしとの恋の行方はいつ詰みになるのか？2人のやりとりが微笑ましい新感覚将棋ラブコメです。

登場人物紹介

八乙女 うるし（やおとめ うるし）

将棋部の部長、と名乗っているが部員が2名しかいない為正式な部としては認められていない。将棋大好き。

それでも歩は寄せてくる

1つ後輩の歩と部室で日々将棋を指している。将棋の実力は確かで、日々歩を負かし続けているが、いつも歩のストレートな言葉にドキドキさせられており、常に主導権を握られているよう。

それでも歩は寄せてくる

口癖は「んあっ！？」

それでも歩は寄せてくる

田中 歩（たなか あゆむ）

将棋部1年。将棋部の部長である八乙女うるしのことが好き。うるしに将棋で勝ったら告白しようと心に決めているが、今のところ連戦連敗中。

それでも歩は寄せてくる

自分の思いをストレートに言葉にする性格。うるしの可愛いところを日々なんの恥ずかしげもなく伝えてくる為、毎回うるしが赤面している。

中学時代は剣道部。運動神経も良い。

それでも歩は寄せてくる

角竜 カケル（かくりゅう かける）

田中歩の幼なじみで、中学では共に剣道部だった。田中に誘われて、将棋部に入部するもすぐに幽霊部員になる。同じ図書委員の御影桜子のことがかなり気になっている様子。

それでも歩は寄せてくる

御影 桜子（みかげ さくらこ）

図書委員の1年生。特技は催眠術で、よくカケルに催眠術をかけている。カケルのことを気になっているようなそぶりを見せる時もある。からかい上手の催眠上手。

それでも歩は寄せてくる

マキ

うるしの同級生。うるしをよくからかって遊んでいる。歩がうるしに近づいてくると気を利かしてその場を去る友達思いな1面も。

それでも歩は寄せてくる

作品の魅力

うるしと歩の掛け合いが楽しすぎる

たった2人の将棋部でのうるしと歩のやりとりを見ているだけで満足です。日常ほのぼの系将棋ラブコメです。

それでも歩は寄せてくる

うるしも歩が自分のことを好きだということは薄々気づいているのにも関わらずしらを切る歩が愛しすぎます。

それでも歩は寄せてくる

もうほとんど告白しているようなものなのでは？

主導権を取ろうとして全然取れないうるしが可愛すぎる

将棋ではいつも主導権を取っているうるしが、こと歩との会話でも主導権を取ろうとしても全然取れない様が愛おしくなります。

それでも歩は寄せてくる

結局、歩のまっすぐな言葉の数々に翻弄されるうるし。

それでも歩は寄せてくる

完全に普段のペースは歩に握られているような気がします。

それでも歩は寄せてくる

うるしの名言？「んあっ」シリーズ

作中に度々登場するうるしの口癖「んあっ」。歩のストレートな言葉の数々に照れたり恥ずかしがるうるしの表情に注目です。

先輩の笑顔が見れて

先輩の笑顔が見れて嬉しいですからの「んあっ！？」。

それでも歩は寄せてくる

先輩が可愛くて

飛び跳ねる先輩がかわいくてずっと見てましたからの「んあっ」。

それでも歩は寄せてくる

大好きなので

大好きなのでからの「んぁ！？」

それでも歩は寄せてくる

初デートの相手

先輩の初デートの相手ができたことが嬉しくてからの「んぁっ」

それでも歩は寄せてくる

受賞歴

次にくるマンガ大賞2020コミックス部門第3位。

掲載誌

『週刊少年マガジン』で2019年14号より連載。

アニメ情報

2022年よりアニメ放送開始が決定しています。

作者情報

山本崇一朗（やまもとそういちろう）先生。1986年生まれ。香川県小豆島市出身。

『からかい上手の高木さん』（からかいじょうずのたかぎさん）を2013年7月から『ゲッサンmini』で連載。2016年8月号から『ゲッサン』に移籍。

その他『くノ一ツバキの胸の内』（くノいちツバキのむねのうち）『ゲッサン』2018年2月号から連載中。

山本崇一朗先生Twitter