みなさん『チェンソーマン』8巻読みましたか?最高にワケが判りませんでしたね!(褒めてます)
猛スピードで展開する物語、謎だらけのキャラクター、見たこともない描写。これらが一気に頭の中になだれ込んできて、もうほんとに頭がおかしくなりそうでした。(褒めてます)
『チェンソーマン』はそんな「判らない!」という感覚さえも楽しませてくれるのが魅力の一つだと思います。とはいえ、少しでも物語の把握はしたい!
そこでこの記事では、「8巻を一度読んだけどまったく判らなかった!」という方に向けて、読み返す時の注目ポイントをご紹介します。
これからご紹介する3つのポイントに注目しながら読んでみると、少しは展開が整理できるはず。この記事を読んだ上で、ぜひもう一度8巻を読み返してみてください!
※ネタバレ解説記事ではございません。読み返す際の注目ポイントを紹介していきます。
まずは簡単な復習!
8巻を読む上で最低限覚えておきたい知識を復習しておきましょう!
🌏なんでこんなに各国から刺客がきているんだっけ?
チェンソーの悪魔はなぜかみんなから狙われています。そんなチェンソーマンがテレビで報道されてしまいました。(7巻)
チェンソーの悪魔が日本にいることを知った各国の政府は、デンジを捕らえるために刺客を送ったのでした。
🐙蛸の人って誰だっけ?
8巻を読んだ人の中には、蛸(たこ)を操るデビルハンターが誰だったのか忘れてしまった人もいるかもしれません。
彼は吉田ヒロフミといい、民間のデビルハンターです。マキマから直接指名を受け、デンジを護衛する任務を与えられていました。
一番左が吉田(7巻)
まだまだ謎が多い存在です!
以上が7巻までの簡単なおさらいでした。
「そもそもデビルハンターってなんだっけ?」といった設定が分からない方は、こちらのページを読んでみてください。基本的な知識を紹介しています。
8巻を読み返す時は、3つのポイントを意識してみよう!
ここからが本題です。「8巻を読んだけれどまったく判らなかった!」という方は、これからご紹介する3つのポイントだけをまずは意識して読み返すことをオススメします。なんとか物語の大筋だけは見えてくるはずです!
🎅サンタクロースの本当の目的から逆算して考えてみよう!
8巻の最大の謎は、地獄に連れていかれたシーンですよね。私も全然判りませんでした!
ただ、「サンタクロースの本当の目的は何だったのか?」から物語を逆算して考えてみると、おおまかな展開は整理ができてくるはずです。
サンタクロースの本当の狙い(○○を殺したい)
そのために闇の悪魔と契約を結んだ
そのために地獄の悪魔と契約を結んだ
そのために精巧な人形を作っていた
この順番で解きほぐしていくと、なんとか大筋だけは把握できるのではないでしょうか!
🧞♂️クァンシが率いている魔人の行方をチェックしておこう!
デンジを捕らえるために来日した中国からの刺客・クァンシと4人の魔人。
彼女たちは8巻の後半でデンジとサンタクロースのバトルに参戦し、重要な役割を担いますよね。
そのバトルシーンでは4人の魔人がバラバラに登場してきたので、頭が混乱された方もいるかもしれません。そんな方は「4人の魔人はそれぞれどこにいたのか?」を整理しておくと分かりやすいですよ!
7巻でクァンシと4人の魔人たちは、岸辺との戦いにより2手に分かれてしまいましたね。
クァンシと一緒にデパートの中にいる魔人2人
街の中を逃げている魔人2人
こちらのコマで顔を覚えておきましょう。↓
上の2人はデパートの中にいました(つまり地獄に行った)。下の2人は街の中を逃げています。
この状況を覚えておけば、4人の魔人たちの行動を推測することができます!
🤝岸辺とクァンシの関係性を知ってから読み返そう!
「岸辺とクァンシの関係性」と言われてもまだピンときていない人は、8巻の巻末に掲載されているエピソード「岸辺の事を知ろう!」をまずは読み返してみましょう!
(殴られる岸辺)
そこに描かれている2人の関係性を知った上で8巻の本編を読み直してみると、物語ラストの悲劇さを実感できるはずです。
8巻を読んで「まったく判らなかった!」という方は、まずはこの3点だけを意識して読んでみることをオススメします!
「判らない!」を楽しもう!
8巻のタイトルは「ちょうめちゃくちゃ」です。ノンストップな怒涛の展開に圧倒されっぱなしでした!こんなにも頭が混乱してくると、なぜだか気分がハイになって楽しくなってきます!
だからこそ、「判らない」という理由だけで読むのを辞めてしまうのはもったいないです!そんな判らない状況も楽しみながら、必死にしがみついていきましょう。それがまた『チェンソーマン』に許された面白さです!
そして9巻が発売されたらまたみんなで「なんだこの展開ー!?」と一緒に叫びましょう!