夢に出てくるくらい世界観に引きこまれるマンガがあります。起きた瞬間、「なんで夢なんだよ!」と悔しくなってしまうほどに。
それは『五等分の花嫁』というラブコメディーマンガです。
『五等分の花嫁』のあらすじ
成績優秀で、家が借金を抱える高校2年生の風太郎に好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込みます。
家庭教師の相手はなんと五人!しかも五姉妹!まさかの五つ子!そして全員が美少女だったのです!一方、勉強嫌いで落第寸前という共通点も…。
そんななか、依頼者である父親に「五つ子全員を高校卒業に導かないとクビ」という条件をだされ絶体絶命。
物語が進むにつれ巻き起こる風太郎と五つ子の間、そして五つ子同士間の(時には嬉し楽しい)トラブルを乗り越えながら、彼らは成長していきます。その果てにある物語のゴールは、第一巻の冒頭に描かれたあの名シーン!
『五等分の花嫁』の主要登場人物!
家が貧乏な高校二年生・上杉風太郎
借金返済のため、家庭教師のアルバイトをすることになった風太郎。成績は優秀で100点とるのが通常です。
優秀である一方、蔭口を言われてもノーダメージなくらいマイペースな一面もあります。
「え?なんだこいつ?」と、筆者もつい口に出してしまいました。
五つ子の長女・中野一花
五姉妹の長女、一花。面倒見のいいタイプですが、部屋が汚かったり寝るとき服を着てなかったりと、だらしない一面も持っています。
五つ子の次女・中野二乃
強気な言動で家庭教師の風太郎とよくぶつかるキツい性格の次女の二乃ですが、もっとも姉妹を思いやる優しい面もあります。
強気なキャラクターからは意外かもしれませんし案外定番!かもしれませんが、五つ子の炊事を担当していて料理が得意なのも魅力です。
五つ子の三女・中野三玖
最初は口数が少なく、クールな印象の三女、三玖。
実は戦国武将が好きというマニアックな一面もあり、風太郎と戦国武将しりとりをするシーンでは、クールな印象とのギャップにグッときました。
五つ子の四女・中野四葉
五つ子の中で一番子供っぽく、元気あふれる四女の四葉。人から必要とされるとうれしくて、断れない性格です。
周りに合わせすぎてしまい自分がわからなくなってしまったシーンでは、ついウルっとしてしまいました。
五つ子の五女・中野五月
五つ子の中で一番のがんばり屋の五女、五月。しかし、むなしくもなかなか結果のでない不器用な性格なので、「五月がんばれ…!」と思わず応援してしまいます。
また、忘れちゃいけないのが、食べるのが大好きなこと。食いしん坊に悪い子はいません!
キュンキュンするシーンから、考えさせられるシーンまで
「現実世界じゃまず言われないだろうけど、実際に言われてみたい…」という、絶妙なセリフ。
「自分の夢、やりたいことってなんだろう?」と突然考えさせらえたり。
笑えるちょっとエッチなシーンも。
没入感は100%!
つい風太郎の目線でドキドキしてしまったり、第三者目線で「いやー、それはダメだろ!」とついつっこんでしまったり、口から声が漏れてしまうくらい悲しんだり。
ひとりごとが出てしまうくらい物語に入り込んでしまうマンガなので、仕事に疲れていて、何かにのめりこむ充実感を味わいたい人はぜひ読んでみてください。
『五等分の花嫁』は、ただのラブコメディーじゃない!