『左ききのエレン』は、大手広告代理店に勤める駆け出しのデザイナー「朝倉光一」がいつか有名になることを夢見てがむしゃらに働く話がメインストーリーとなっています。また、その周りの先輩や、いわゆる天才の人々が話を引き立てています。
かっぴー先生は『左ききのエレン』原作版を執筆し、『cakes』にて公開しています。漫画アプリ『少年ジャンプ+』ではリメイク版としてnifuni先生が作画を担当し、単行本8巻まで発売されている人気作品となっています。この漫画の人気の秘訣はズバリ!そのストーリーにあるでしょう!グイグイ引き込まれる構成は非常に魅力的で、1話目を読めば止まらなくなること間違いなし!
先生自身の3年間の努力を見て!
そんなかっぴー先生の原作版についてご本人のTwitterからこんな投稿が。
【3年間の成長を見て欲しい!】
1.2枚目)3年前の絵
3.4枚目)現在の絵
少年ジャンプ+でリメイク連載中 #左ききのエレン
原作版を連載しているcakesで、8月17日(土)10:00まで【第一部が全話無料!】です!
続きはコチラhttps://t.co/NFLflcNC3U pic.twitter.com/DoecPVznw6— かっぴー(左ききのエレン⑧発売中! (@nora_ito) August 10, 2019
すごくないですか!?もちろん、絵が格段にきれいになっていることは間違いありませんが、それ以上にこうして努力が形となって表れている点に感激したのです。
『左利きのエレン』ストーリーの妙
最初にもお話ししましたが、この作品の魅力はそのストーリーにあります。回想と現実が入り混じり、少しずつ明かされる登場人物たち。こうした「謎」により、その後の展開に期待を持たせます。一方で登場人物それぞれの個性が「熱さ」を演出します。例えば、新人デザイナーとして成り上がりを夢見る主人公「朝倉光一」は自分の努力が認められるよう必死です。頼りになる先輩との仕事や、光一の苦悩が読者の心に熱を伝えるように感じるのです。
作品中の努力とかっぴー先生の努力
今回私が感動したのは、そうした作品中の熱さとして描かれる努力とかっぴー先生の努力が重なって見えたからです。もちろん私は先生がどれほどの努力をしてきたかを知っているわけではありません。しかし、絵の変化を見れば3年間で描き上げた絵の量が想像できます。そしてこの努力が見えるからこそ、作品の登場人物たちの努力に説得力が増しています。きっと似た苦悩や同じだけの努力をしてきたからこそ、作品の熱さが感じられるのでしょう!
努力と結果が見る人に伝えるもの
努力が伴った結果だからこそ、見る人にも努力しようと気持ちを呼び起こす力があるのだと思います。作品の内容とあいまって、人に大きな影響を与える人気作となっているのでしょう!かっぴー先生の『左ききのエレン』読んだことがない人も、読んだことがある人も、新しく魅力を感じる機会になったのではないでしょうか。今後もかっぴー先生と作品の成長が楽しみですね!