自分以外の街の人間が徐々に狂い始めていることに気付き、戦慄の事件や隠された陰謀に巻き込まれていく少女の日常を描いたホラーマンガ『外れたみんなの頭のネジ』。
ホラーマンガに欠かせない幽霊や化物といった類の存在は登場せず、ひたすら狂ってしまった人間が登場する本作。
その今まで体験したことのない”狂怖”に、巷では「読まなきゃよかった」と後悔する読者が多数!
そんな『外れたみんなの頭のネジ』は、2015年よりマンガサイト「GANMA!」にて連載を開始し、既に1〜9巻の単行本が発売されている。
そして、来る2020年8月12日には待望の10巻が発売されることになった。
今回は、最新巻を目前に控えた今、本作のあらすじと絶対に押さえておきたいキーワード「613」についてご紹介していこう。
狂っているのはみんなか、わたしか
中学生の七尾ミサキは、自分以外のこの街の人々が徐々に狂い初めていることに気付く。
街を歩けば、突然壁に向かって話すようになった近所のおばさん...。
学校へ行けば、心優しかった友人が何故かぬいぐるみを永遠に殴っている...。
そんな狂い始めた日常を過ごすミサキの前に、とうとう「べへりん」という悪魔が登場するまでに。
べへりんから「自分にこの街の人々が狂っていることを信じさせれば魔力が貯まる、そしてその魔力で助ける」と言われ、その日に遭った恐怖体験を話すミサキだったが、さらに加速する日常に潜む狂気と恐怖。ミサキの運命は果たして...!?
最大の謎であり、この世界の真相「613」
『外れたみんなの頭のネジ』は、ミサキが狂った人々との遭遇体験についてベヘりんに話すという形式で進むのだが、話を追うごとにこの街の謎やミサキ、ベヘりんに隠された秘密へと迫っていく。
その中でも特に注目したいキーワードが「613」である。
ことの発端は、12話に登場するカワイイオバサンと呼ばれる狂人とミサキが出会うところから始まる。
カワイイオバサンは以前は上品で優しいおばさんであったため、彼女が狂人になった秘密が家にあるのではないかと思ったミサキは、カワイイオバサンの家に侵入し彼女の日記を見つける。
その日記を見て「6月13日」を境に日記の内容が狂い始めていることに気付く。
また、「6月13日」についてクラスメイトや学校の先生に尋ねても、みんな口をぱくパクさせるだけで何も言わないという奇妙な現象に気付くミサキ。
以来、作中には「613」という数字が登場するのだがその真相は...!?
613の謎も解けたのでまた第1話からぜひ。#外れたみんなの頭のネジ - 【第1話】WE are the ×××× #GANMA! https://t.co/qIhgOBGOxi— 洋介犬@ジゴサタ(2)9/28発売 (@yohsuken) July 28, 2020
2020年8月12日 最新刊10巻が発売!
謎が謎を呼ぶ、サイコホラーマンガ『外れたみんなの頭のネジ』。
「次にくるマンガ大賞 2018」のWebマンガ部門にノミネートされ、累計90億PVを達成している。
読者からは「はずネジ」の愛称で親しまれている本作の最新刊である10巻の発売は近い。
書影出ました。半月後、8月12日発売です。
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徐々にこの街の秘密や謎が解き明かされる本作は、一気に読み返すことでその謎に気付くといった面白さがある。
ぜひ、10巻を前に通称”はすネジ”を一気に読み返して見てはいかがだろうか。
613
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